鹿島・遠藤康が得点者に間違えられる!? 笑顔で「僕、決めてないです」の後に語った想いは…

2018年09月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合後のインタビューで「素晴らしいゴールでしたが」と問われ…

ACL4強入りを決めた鹿島の遠藤が試合後、ヒーローインタビューを受けたが、インタビュアーの質問に苦笑い。(C) SOCCER DIGEST

[ACL準々決勝第2戦]天津権健0-3鹿島/9月18日/澳門

 鹿島にとって初のACLベスト4入りを懸けた一戦は、序盤こそ相手の攻勢に対して受けに回ったものの、13分のセルジーニョのゴールで先制するとペースを掴み、さらに2点を加えて3対0の快勝。2戦合計スコア、5対0の大勝で準決勝へ駒を進めた。


 この試合で、一気に勝負の流れを引き寄せる仕事をやってのけたのが遠藤康だ。13分のセルジーニョのゴールは、CKから彼の左足のキックが生み出したもの。精度の高いボールが、セルジーニョの頭をしっかりと捉えた。

 試合後にインタビューを求められた遠藤は、攻守両面で盤石の展開を振り返って、「アウェーで難しい試合になると思っていたが、みんなが勝つために、上に行くために走り続けた結果、こういう試合になったと思う」と、チーム全員で掴んだ勝利を強調した。

 また、先制点をCKからアシストした遠藤だったが、インタビュアーから「アウェーで勝利を引き寄せる素晴らしいゴールでしたが…」と質問を受けると、笑顔で「僕、決めてないです」と返答。それでも、「誰が決めてもチームが勝てばいいと思っているんで。みんなもそう思っているので、とりあえずチームが勝ってよかったです」と、自らのゴールは生まれなかったものの、チームの勝利を喜んだ。

 準決勝は10月3日、24日に水原三星と全北現代の勝者との対戦。初のアジア制覇へ、遠藤のさらなる活躍に期待したい。
 
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