“ゴールの名手”がついに本領発揮! C・ロナウドがセリエA初得点を含む2ゴールを奪取!

2018年09月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

ハットトリックはならなかったが。

待望のセリエA初ゴールは4節のサッスオーロ戦の50分に生まれた。65分にも追加点を奪ったC・ロナウドは2-1の勝利に大きく貢献している。(C)Getty Images


 ついにすべてのユベントス・サポーターにとって待望の瞬間が訪れた。

 現地時間9月16日に実施されたセリエA4節、ユベントス対サッスオーロ戦で、今夏にレアル・マドリーから加入したクリスチアーノ・ロナウドに、公式戦における移籍後初ゴールが生まれた。

 50分、右コーナーキックをレオナルド・ボヌッチがバイシクルシュートのような形で撃ち込むと、サッスオーロDFのクリアはゴールポストに当たり、詰めていたC・ロナウドの元へ。これを右足で押し込み、待望のセリエA初ゴールを奪い取った。
 
 3トップの左サイドでスタメン出場を果たしたC・ロナウドは、前半から果敢に前線のスペースに流れ込み、後方からのボールを引き出す動きを見せていたものの、ゴールの匂いを感じさせるような場面はなく、苛立ちを募らせていた。それだけに喜びは大きい。

 ゴール後はチームメイトの祝福を受けながら、まるでプロ初ゴールを決めたルーキーのような無邪気な笑顔を見せたC・ロナウド。この1点で"足かせ"から解放されたのか、ゴールの名手は65分、ふたたびゴールネットを揺らしてみせた。

 ゴールに向かって走り込みながらサミ・ケディラのパスを右足のアウトで受けると、そのまま左足を振り抜き、いとも簡単にゴール右隅に流し込んだのだ。

 ドグラス・コスタのクロスにファーサイドで合わせた77分のボレーはゴール右に外れ、残念ながらハットトリックはならなかったものの、完全に自信を取り戻した欧州屈指の点取り屋は、82分にも決定的なシーンを作り出すなど、本来の輝きを取り戻した。

 ポルトガル代表への招集を辞退してまで、この一戦に向けて調整してきたC・ロナウド。チャンピオンズ・リーグ開幕直前のゲームでしっかり結果を出したユベントスの新エースには今後、さらなるゴールショーが期待できそうだ。

 ちなみに試合は、2-1でユベントスが勝利。開幕4連勝を飾っている。
 
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