【ユベントスの移籍市場】ペレイラ獲得でウディネーゼと合意。エトー、シャキリを巡る動きも

2014年07月23日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

新戦力モラタの負傷離脱を受け、エトーをリストアップ。

契約満了でチェルシーを退団したエトーには、トッテナム、QPRのプレミア勢も興味を示している。 (C) Getty Images

 ユベントスは、アルゼンチン人MFロベルト・ペレイラの獲得でウディネーゼと合意に達した。契約形態は買い取り義務付きレンタル。レンタル料は150万ユーロ(約2億1000万円)、1年後に支払う移籍金は1100万ユーロ(約15億4000万円)で、さらにユーベが保有権を持ち昨シーズンはボローニャでプレーしたデンマークU-21代表DF、フレデリク・セーレンセン(評価額350万ユーロ=約4億9000万円)が完全移籍でウディネーゼに移籍する。
 
 7月23日にはメディカルチェックを経て正式発表に至る見通しだ。
 
 一方、期待の新戦力アルバロ・モラタが加入直後に負傷、全治まで50日前後の離脱となったのを受けて、サミュエル・エトー獲得の可能性を検討している。
 
 すでに選手サイドに接触し、年俸要求額よりも低い金額での1年契約を受け入れる可能性があるかどうか打診済み。返答によっては獲得に動き出す可能性もある。
 
 それとは別に補強に動いているウイング/トップ下については、スイス代表のジェルダン・シャキリ(バイエルン)が有力候補のひとり。ファビオ・パラティチSDは22日、仲介エージェントと会談して獲得の可能性について話し合い、ポジティブな感触を得た模様。今後数日中に、代理人を務める選手の兄とも会う見通しだ。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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