浦和が横浜を下して4試合ぶりの勝点3!武藤雄樹の今季2点目が決勝点に

2018年09月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

青木のフィードを受けてGKとの1対1を制す

武藤(9番)が値千金の決勝点!チャンスをしっかりと仕留め、チームに勝点3をもたらした。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ26節]横浜1-2浦和/9月16日/日産ス
 
 J1リーグ26節の横浜F・マリノス対浦和レッズが16日、日産スタジアムで行なわれ、2-1で浦和が勝利した。
 
 試合は前半から互いにアグレッシブに攻撃を仕掛け、それぞれビッグチャンスを作った。ホームの横浜は天野純や扇原貴宏の配球で、スピードのある仲川輝人が最終ラインの背後を突く。一方、アウェーの浦和は、奪ったボールを素早く前線に展開し、興梠慎三の個人能力を活かしてゴールに迫った。
 
 実際に、横浜は仲川が、浦和は興梠が決定的な場面を迎えた。しかし、シュートはいずれも相手GKのファインセーブにあってゴールには至らない。そうして迎えた前半終了間際の43分、浦和がセットプレーの流れから先制点を奪った。ペナルティエリア付近のFKで武藤雄樹が蹴ったボールは撥ね返されたが、こぼれ球を拾った宇賀神友弥がエリア外から思い切ってミドルを放ち、ネットに突き刺した。
 
 後半は1点を追う横浜が前がかりな姿勢を強め、65分には大津祐樹に代えてウーゴ・ヴィエイラを投入。これが奏功する。
 
 天野のスルーパスを受けた遠藤渓太がエリア内に侵入し、DFを引き付けてから中央のH・ヴィエイラのパスを通す。ゴール前でボールを受けたポルトガル人FWは、シュートフェイクを入れてDFを外し、左足で同点弾を流し込んだ。
 
 しかし、浦和はその10分後、青木拓矢のフィードを受けて相手最終ラインの裏を突いた武藤が、GKとの1対1を制して追加点を奪う。武藤は今季リーグ戦2ゴール目だ。
 
 結局、このゴールが決勝点になり、浦和が2-1で勝利を収めた。浦和は22節のジュビロ磐田戦以来、4試合ぶりとなる勝ち星だ。
 
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