井手口陽介のデビュー戦&初ゴールを地元サポーターが祝福!英紙は「今度こそチャンスは巡ってくる」とエール

2018年09月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

レンタル元のリーズ・サポ―ターも祝福!

チームを勢いづける2点目を決めた井手口。チームメイトから抱き上げられ、祝福された(写真はクラブ公式ツイッターより)。

 今夏、ブンデスリーガ2部のグロイター・フュルトに、リーズ(イングランド2部)からレンタル移籍した井手口陽介。9月15日(現地時間)、リーガ第5節のホルシュタイン・キール戦でスタメンでのリーガデビューを飾り、さらに初ゴールも決めた。

 まさに初物尽くしのデビューを飾った井手口を、地元サポーターは歓迎しているようだ。

 公式ツイッターで井手口の2点目がアナウンスされると、「わーい!よくやったヨースケ!」「ヨースケー!」「素晴らしいパフォーマンス!」といった称賛が寄せられた。驚くべきことに、レンタル元であるリーズのサポーターからも、「リーズFCから祝福を!」といったコメントが寄せられている。

 そのリーズの地元ヨークシャーの地方紙『Yorkshire Evening Post』も、「井手口がドイツでデビューした」というタイトルで報じた。

「井手口はグロイター・フュルトでのデビュー戦でゴールを決め、4-1の勝利に貢献した。アルゼンチン監督のマルセロ・ビエルサの指揮下でチャンスを掴むことができなかった22歳。しかし、今度はチャンスが巡ってきそうだ」

 当の井手口は、試合後に自身のインスタグラムを更新し、キールに所属する奥川雅也との2ショット写真をストーリー(24時間で消えてしまう投稿)に投稿。「まさやと久々に会いました」と、お互いのユニホームを手にした姿を公開している。

 最近は、同じドイツでプレーする日本人選手の久保裕也(ニュルンベルク)や宇佐美貴史(デュッセルドルフ)とも頻繁に交流して親交を深めている井手口。フュルトの練習でも、仲間と笑い合う姿が公式サイトアップされるなど、少しずつ馴染み始めている様子が窺える。

 イングランド、スペインと渡り歩き、ドイツでようやくいいスタートを切った井手口。次節はアウェーのハイデンハイム戦。その後に控えるホームのハンブルク戦では、酒井高徳や伊藤達哉との「日本人対決」も楽しみだ。
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