井手口陽介、ブンデス2部のデビュー戦で初ゴール! 奥川雅也との「日本人対決」は実現せず

2018年09月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

有利な状況にチームを導く2点目をゲット!

新天地でのデビュー戦でいきなり結果を出した井手口。ここから飛躍を遂げられるか、非常に楽しみだ。 写真はクラブ公式ツイッターより(練習試合でのもの)

 9月15日、ブンデスリーガ2部の第5節が行なわれ、グロイター・フュルトのMF井手口陽介がホルシュタイン・キール戦で2点目のゴールを決めた。
 
 52分にケイタ=リュエルのゴールで先制してから8分後、フュルトはレーゼが右サイドからペナルティーエリアに侵入、マイナスに折り返す。これをアタンガがダイレクトのヒールパスでゴール前に入れると、走り込んだ井手口が右足のつま先で合わせてゴール左隅に流し込んだ。
 
 井手口は今夏にイングランドのリーズから1年間のレンタルで加入。これまでベンチ入りはあったものの、この試合がドイツでのデビュー戦だった。
 
 試合は序盤、アウェーのキールが7割近くボールポゼッションを誇り、フュルト陣内で長くプレーが展開されていたが、徐々に盛り返していったホームチームが後半に攻撃のギアを上げ、理想的な点の取り方で有利な状況を生み出していった。
 
 なお、相手のキールには、やはり今夏にレッドブル・ザルツブルクに加入した奥川雅也が所属しており、初のベンチ入りも果たしていたが、日本人対決は残念ながら実現しなかった。
 
 試合はフュルトが、83分にもケイタ=リュエルがゴールを決め、88分に1点をキールに返されたものの、これ以上の反撃は許さず、逆にアディショナルタイムにグリーンが加点して4-1とし、2連勝を飾った。ここまでキールは3勝2敗。次節は23日にハイデンハイムと対戦する。
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