名古屋の連勝が7でストップ!ジョーの7試合連続弾も実らず。勝った長崎は鈴木武蔵がハットトリックを達成

2018年09月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

ジョーはこの日も2ゴールを決めたが…

ジョーは今季20得点目。広島のパトリックを抜いてJ1得点ランクの首位に立った。(C)J.LEAGUE PHOTOS

[J1リーグ26節]名古屋3-4長崎/9月15日/パロ瑞穂
 
 J1リーグ26節の名古屋グランパス対V・ファーレン長崎が15日、パロマ瑞穂スタジアムで行なわれ、アウェーの長崎が4-3で勝利した。
 
 先手を取ったのは長崎だった。開始早々の8分、前線でタメを作った澤田崇がペナルティエリア内にスルーパスを供給。これを受けた飯尾竜太朗が低いクロスを送り、中央に詰めた鈴木武蔵が押し込んで先制点を挙げた。
 
 一方、リードを奪われた名古屋は30分、右サイドでボールを受けた前田直輝がドリブルで仕掛け、得意の左足で決めて同点に追いつく。さらに、48分には丸山祐市のフィードを受けたジョーが相手DFとの競り合いを制し、右足でネットを揺らして逆転弾を叩き込んだ。
 
 しかし、長崎は気落ちせずに粘り強く反撃のチャンスを待つ。そうして迎えた53分、カウンターから澤田→飯尾とつなぎ、最後は鈴木がヘディングを決めて同点に。さらに56分には相手CKからのカウンターで澤田が抜け出してクロスを上げ、これを鈴木が仕上げてハットトリックを達成した。
 
 一気に再逆転に成功した長崎は、70分にも中村慶太がPKで追加点を挙げて4-2。89分にジョーにゴールを許して1点差に詰め寄られたが、なんとかリードを守ってそのまま勝ち切った。長崎は今季初の4得点。実にリーグ戦8試合ぶりの勝点3だ。
 
 敗れた名古屋は、ジョーの7試合連続弾も実らず。19節の仙台戦から続いた連勝が7でストップし、16節・浦和戦以来の黒星を喫している。
 
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