「偉大なチームは一日して成らず!」“監督”本田圭佑がカンボジア国民に感謝のツイート!

2018年09月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

10月には「二足のわらじ」で大忙しに

世界中のメディアが、本田の采配デビューを大きく取り上げた。なにをやっても話題を集める男だ。(C)REUTERS/AFLO

 指揮官としての初陣は、惜しくも逆転負けの黒星となった。
 
 9月10日、カンボジアのプノンペンで行なわれた親善試合、カンボジア代表vsマレーシア代表の一戦で、ホームチームは先制しながらもその後立て続けに失点を喫し、1-3の敗北を喫した。
 
 カンボジア代表のGMを務め、実質上の監督としてファーストゲームに臨んだ本田圭佑にとってはホロ苦なスタート。だが総合力で上を行くマレーシアに対して善戦したのは間違いなく、試合後は「残念ながら負けてしまったが最初の30分は素晴らしかった。スタミナの問題はあるが、誰だって90分完璧に走れる選手はいない。いかに良くプレーできるかが大事。選手たちは僕の哲学についてきてくれている」とポジティブに捉え、「トップ・オブ・ザ・トップを追求しなければいけない。今日の敗戦を忘れることはない」と前を見据えた。

 
 そして水曜日には、自身のツイッターでメッセージを発信。英文を訳すとこんな感じだ。
 
「スタジアムに足を運んでくれたカンボジアの人びとに感謝したい。僕たちは少しづつですが確実に成長しているし、チームには素晴らしい習慣が根付いていくと思う。偉大なチームは一日にして成らず、だ」
 
 有名な格言"ローマは一日にして成らず"に重ねて、さらなる応援と支持を求めた。
 
 カンボジア代表の次戦は10月16日に行なわれる親善試合のシンガポール戦で、その4日に本田はメルボルン・ビクトリーの一員としてAリーグ開幕戦のピッチに立つ予定だ。今後も前代未聞の"二刀流"の活躍から目が離せない。
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