2018年のワールドイレブンは? スペイン紙アンケートではCL3連覇のマドリーから大量選出!

2018年09月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

DFラインはマドリー勢が独占。

こちらは『MARCA』紙のユーザーが選んだ年間ベスト11。9月24日に発表となる実際のワールドベスト11に、マドリーの選手は何人入るのか。興味深いところだ。(C)Getty Images

 FIFAとFIFPro(国際プロサッカー選手会)は9月10日、2018年の年間ベストイレブン候補55選手を発表した。これを受けてスペイン紙『Marca』は、候補者の中でだれがベストイレブンにふさわしいかのアンケートを実施している。

 7万6000人を上回るユーザーの投票で選ばれた4-3-3の"ベストイレブン"には、今夏にユベントスに移籍したクリスチアーノ・ロナウドを含め、レアル・マドリーを前人未到のチャンピオンズ・リーグ3連覇に導いた7選手が入った。

 マドリーの"独占"になったのが最終ライン。ダニエル・カルバハル、ラファエル・ヴァランヌ、セルヒオ・ラモス、マルセロの4選手が、二桁の得票率で選出された。次点にあたる5位に入ったのは、バルセロナのサミュエル・ウンティティだ。
 
 一方でGKは、ケイラー・ナバス(32.09%)や今夏にチェルシーからマドリーに移籍したティボー・クルトワ(25.37%)を抑え、バルサのマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(35.57%)が選ばれている。

 中盤の3枚では、ルカ・モドリッチ(26.39%)とトニ・クロース(9.45%)がマドリーから選出。残るひとりはチェルシーのエデン・アザール(10.73%)が入った。
 
 前線では、リオネル・メッシ(21.57%)が最多得票で選ばれた。一方、マドリーからユベントスに移籍したC・ロナウド(19.19%)も選出。両者の間に割って入ったのがパリ・サンジェルマンのキリアン・エムバペ(19.85%)だった。

 アトレティコ・マドリーでヨーロッパリーグを制し、フランス代表のワールドカップ優勝に貢献したアントワーヌ・グリエーズマン(11.59%)はFW部門の4位。UEFAやFIFAの年間最優秀選手賞で、モドリッチやC・ロナウドとともに最終候補に選ばれたリバプールのモハメド・サラー(11.49%)も5位で選外だった。

『Marca』紙のアンケートということもあり、CL3連覇という偉業を遂げたマドリーの選手たちが多く選ばれたのは不思議ではない。実際の結果はどのようになるのか。65か国、約2万5000人ものプロ選手たちの投票で決まるFIFA/FIFProベストイレブンは、今月24日に発表される。
 
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