マレーシア戦の”監督”初陣に意気込む本田圭佑、「このプロジェクトに自信がなければやらない」と将来の展望も

2018年09月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「若くていい選手もいる」と自陣に自信も

英会話にも力を入れている本田。会見では通訳を介さず、自身の英語で応じる場面も。 (C) Getty Images

 カンボジア代表は現地時間9日、マレーシア代表との試合を翌日に控えて会見を行ない、ゼネラルマネージャー(GM)として実質的に監督の役割を担うことになった本田圭佑も出席し、報道陣からの質問に応じた。

 オーストラリア紙『The Wichita Eagle』は、会見に臨んだ本田が「明日の試合に向けて興奮している」と語り、非常に意気込んでいる様子だと報じている。

「タフで難しい試合になるとは思います、サッカーは単純ではなく、強いチームが必ず勝つとは限らない。我々はベストを尽くします。

 今後については、将来の選手の育成を考えています。連盟とも話をして、カンボジア代表の将来について話をしています。カンボジアの選手の育成、サッカーの強化や必要な仕組みの開発といった仕事にも従事していきます。

 簡単に成功するとは思っていませんが、このプロジェクトに自信がなければやらない。強い信念と自信を持って、このプロジェクトに挑んでいます」

 本田にとってこれが"実質監督"のデビュー戦となるが、対戦するマレーシア代表のタン・チェン・ホー監督も、本田の就任に警戒心を示し、英国のサッカー専門誌『Four Four Two』に、以下のように語っている。

「ケイスケ・ホンダが実質的に指揮を執るということで、カンボジア代表は非常に意欲的になっているだろう。我々もうまくいっていると思うので、いい試合がしたい」

 10日のマレーシア戦は、アジア各国からの注目度も高いようだ。果たして"ケイスケ・ホンダのカンボジア"は、どのような試合を見せてくれるのだろうか。
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