「W杯見てた?」「アイツなんて知らない」 武藤の同僚DFとネイマールが“過剰演技”をめぐり舌戦!?

2018年09月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

ネイマール、親善試合でゴールを決めるも…

この一戦ではマッチアップする関係にあったイェドリン(左)とネイマール(右)。二人のやり合いが話題となっている。 (C) Getty Images

 現地時間9月7日、ブラジル代表はニュージャージーでアメリカ代表と国際親善試合に臨み、2-0で勝利した。

 この試合で主役となったのは、やはりセレソンのエース、ネイマールだ。ロベルト・フィルミーノのゴールで先制して迎えた43分、ファビーニョが倒されて得たPKを確実に決めて、貴重な追加点をゲットした。

 しかし、またしても彼の"過剰演技"が発端となり、物議を醸してしまう。

 21分すぎ、激しいチャージを受け、ピッチに倒れ込んだネイマールは、ファウルを獲得すると同時に、右足首を抑えながら苦悶の表情を浮かべる。すると、ここでアメリカの快速SBディアンドレ・イェドリンが苦笑いを浮かべながら主審に、「ワールドカップ見てた?」と語り、判定に異論を唱えた。

 先のロシアW杯で、ファウルを受けた際にピッチを転げまわる"過剰"なパフォーマンスが、悪い意味で話題となってしまったネイマール。それだけにイェドリンは、「またやりやがった」と言いたかったのかもしれない。

 試合後にこの件について知ったネイマールは、ニューカッスルで日本代表FW武藤嘉紀の同僚でもあるSBに対し、冷静かつ皮肉まじりにこう語った。

「あいにくだけど、あんまり言うことはないね。強いて言うなら『残念だよ』ってぐらいかな。僕はアイツのことなんて知らないし、気にかける理由はないでしょ」

 自身を揶揄する言葉に動じることなく、言葉巧みにやり返したネイマール。その神経の図太さたるや、さすがとしか言いようがない……。はたして、新たに生まれた両者の因縁はこの先、どうなっていくだろうか?

 なお、アメリカに完封勝利を飾ったブラジルは、現地時間9月12日にエルサルバドルとの親善試合に臨む予定だ。
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