「共になまら頑張るべ」槙野智章の熱きエールに道産子から感謝の声が続々!

2018年09月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

被災者に寄り添い続ける男の“声”が

激励のメッセージを送り続けている槙野。コスタリカ戦では魂のこもったプレーを披露してくれるはずだ。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 9月6日の未明に起きた北海道胆振(いぶり)地方を震源とする最大震度7の地震は、いまだ安否不明者が少なくなく、被害の全容が明らかになっていない。金曜日にチリとの親善試合を控えていた日本代表メンバーも宿泊先のホテルで被災し、試合は中止となった。
 
 地震発生直後から自身のツイッターとインスタグラムでメッセージを発し続けているのが、浦和レッズのDF槙野智章だ。「めっちゃ揺れた。マジか…」「避難命令でたぞ…。今からホテルのロビーに貴重品だけ持って降りてこいって…」と地震の恐怖を綴れば、すぐさま被災した道民に向けた激励メッセージを投稿。昨日は「今日もたくさんの方が練習を見に来てくれました。最後にみんなで一緒に写真を撮りました。サッカーを通して、スポーツを通して、日本を明るく勇気ある一歩になるきっかけに!」と記し、ファンと一緒に代表メンバー全員が記念撮影に収まる様子を伝えた。

 
 そして土曜日、北海道出身の方が募金集めにと作成したロゴを使い、「北海道のみんな、共になまら頑張るべ」と熱いエールを贈った(「なまら」は北海道の方言で「とても」の意)。相次ぐ心優しい言動に、道産子からは感謝の書き込みが殺到している。
 
「心の底からありがとう。槙野選手に沢山救われたよ」
「道産子パワーで頑張ります。ありがとうございます!」
「だいすきです元気出ました」
「マキノ選手の熱いプレー、好きです!ありがとうございます!札幌戦では負けません!笑」
「地震停電なまら怖いけどなまら頑張ります‼️」
 
 などなど。槙野の"声"はしっかり届いている。
 
 森保ジャパンはこれから大阪へと移動。11日のコスタリカ戦に向け、最終調整に入る。

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