「全てが完璧なロゴ」とは?
英専門誌が世界中から厳選したエンブレムランキングは、どれもカッコよく、美しいデザインのものが並んだ。
現地時間9月5日、アメリカはマイアミにまた一つ、新しいサッカークラブが誕生した。その名も「インテル・マイアミ」だ。
元イングランド代表MFのデイビッド・ベッカムが共同オーナーを務めることでも大きな話題を振りまいているインテル・マイアミは、フロリダ州マイアミを本拠地に、MLSのチーム拡張が行なわれる2020年からの参入を目指している。
サッカー界屈指の"ファッショニスタ"であるベッカムが、仕切っているだけあって、クラブ周りのあらゆるデザインが斬新でオシャレなインテル・マイアミ。とりわけ、クラブのエンブレムは、ピンクと黒を基調にした、革新的なものだと言っていい。
この"オシャレクラブ"の誕生を受け、英サッカー専門誌『Four Four Two』が、ヨーロッパや南米はもちろん、アジアやアフリカのクラブの中から厳選した21チーム分の「ベストなエンブレム」をランキング化して紹介している。
元イングランド代表MFのデイビッド・ベッカムが共同オーナーを務めることでも大きな話題を振りまいているインテル・マイアミは、フロリダ州マイアミを本拠地に、MLSのチーム拡張が行なわれる2020年からの参入を目指している。
サッカー界屈指の"ファッショニスタ"であるベッカムが、仕切っているだけあって、クラブ周りのあらゆるデザインが斬新でオシャレなインテル・マイアミ。とりわけ、クラブのエンブレムは、ピンクと黒を基調にした、革新的なものだと言っていい。
この"オシャレクラブ"の誕生を受け、英サッカー専門誌『Four Four Two』が、ヨーロッパや南米はもちろん、アジアやアフリカのクラブの中から厳選した21チーム分の「ベストなエンブレム」をランキング化して紹介している。
エンブレムはクラブの強さや品格を表わすものとして、そのイメージをデザインに入れ込むチームは多い。同ランキングの20位に入ったボカ・ジュニオルスと19位のインテルは、まさにそれだ。
ボカは1970年から、タイトルを獲得するたびに星をエンブレムに入れ続けており、同誌は、「いまだその数は止まる気配はなく。そろそろ大きな星に集約すべきでは?」と提言している。
一方、2014年にデザインを一新したインテルについては、「円形のデザインはここ最近、減少傾向にあるが、クラブのイニシャルであるI、M、F、Cを組み込んだ彼らのエンブレムは、時代を超越している。仮に他のクラブが真似をした場合には、混乱を招く可能性がある」と絶賛した。
また、クラブが拠点とする街を象徴する動植物をあしらっているエンブレムも少なくない。その代表格と言えるローマとリバプールも、堂々のランクインを果たしている。
神話に登場する狼をメインとする14位のローマのエンブレムには、「この世界的な知名度を誇るエンブレムには、全てがある。独創性、歴史、色合い、形、どれも完璧だ」と称賛。そして、街の由来ともなっている不死鳥ライバーバードを入れ込んだリバプールについては、次のように評している。
「まさに『You'll Never Walk Alone(君はひとりぼっちじゃない)』とでも言うかのようなエンブレムだ。本拠地アンフィールドにあるシャンクリー・ゲート(元監督ビル・シャンクリーが由来)に、ライバーバード、クラブ名、クラブの誕生日、それら全てが完璧に配置され、一緒に混ざっても我々の記憶に焼き付くものになっている。
そして、何よりも重要なのは、エンブレムの両脇で燃える二つの炎だ。象徴的でありながら、どこか控えめなこの火は、『ヒルズボロ悲劇』の犠牲者へのオマージュである」