トルコの名門ガラタサライに所属する長友佑都が、久々にミラノの地を踏んだ。そしてそのまま古巣インテルの練習場に顔を出したようだ。
 
　９月４日の火曜日、国際Ａマッチウイークのオフを利用して、完全移籍後の後処理やかつてのチームメイトへの挨拶も兼ねて、丸７年間通い続けた施設へ。居合わせた選手やスタッフから大歓迎を受け、複数のイタリア・メディアがその様子を伝えている。

 

　DFアンドレア・ラノッキアは事務所に佇む長友を撮影した写真をすぐさま自身のインスタグラム・ストーリーに掲載し、「トルコが君を美しくするよ」と少しからかうような一文を添えた。もっとも多くのメディアが話題にしたのが、イタリア代表FWのアントニオ・カンドレーバとの絡み。ともに戦ったのはわずか１年半程度だが、在籍時に親交を深めた両者はがっちり肩を組んで記念撮影。やはりカンドレーバは、長友をいじらずにはいられなかったのだろう。こちらもインスタグラム・ストーリーに写真を投稿し、「我が友よ、君に再会するのは最高の喜びだ。それにしてもそのシャツはどうなんだ」といった調子で、長友が着ていたチェック柄のシャツをネタにした。
 
　懐かしの古巣に最後の別れを告げた長友は、いよいよチャンピオンズ・リーグの檜舞台に立つ。ガラタサライはグループＤに組み込まれ、ロコモティフ・モスクワ、シャルケ、ポルトと同居した。初戦は９月18日、アウェーでのロコモティフ戦だ。