ボルシア・ドルトムントの日本代表MF香川真司が、クラブの公式ツイッターに登場した。掲載されたのはとあるショートムービーで、おやつに食しているのはドイツの"ソウルフード"だ。
 
　添えられた一文は、「今日は"カリーブルスト"の日です。あなたは誰をランチに誘って"カリーブルスト"を食べますか？」。カリーブルストとはドルトムントが本拠地を置くルール地方などで親しまれている料理で、ソーセージにカレーソースやケチャップ、マヨネーズなどを付けて食べるシンプルなもの。９月４日はその誕生日で、香川がイメージキャラクター（？）に選ばれたというわけだ。ソースをたっぷり付けておいしそうに頬張っている。

 

　ルシアン・ファーブル新政権下のドルトムントでは出場機会に恵まれておらず、トルコのベジクタシュやスペインのセビージャなど複数の移籍先候補が続々と浮上。しかし８月31日の移籍期限最終日にも目立った動きはなく、事実上の残留が決まった。なかなか近影が拝めなかっただけに、ファンからは「おいしそう！」や「俺を誘ってくれ」といった投稿のほか、「試合でも見れてなかったからよかった」「この状況を打破してほしい」など、香川の現状やこれからを心配する声も寄せられた。
 
　現在は国際Ａマッチウイークでブンデスリーガはお休み。ドルトムントの次なる公式戦は９月14日の第３節、長谷部誠を擁するアイントラハト・フランクフルトとのホームゲームだ。その４日後にはチャンピオンズ・リーグが開幕し、第１節のクラブ・ブルージュ戦を戦う。今回招集を見送られたことをプラスに作用させ、それまでに香川は失地を回復できるのだろうか。大注目である。