「この勝利は君のものでもある!」ベティスの闘将とともに、乾貴士と日本のアニメキャラが歓喜の3ショット!

2018年09月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

肩を組むホアキンと乾に挟まれていたのは…。

惜しいミドルを放つなど、攻撃の積極的な姿勢を見せた乾。次節以降はゴールが期待される。 (C) Getty Images

 "スペインで最もアツい"とされるセビージャダービー。9月2日(現地時間)に行なわれたラ・リーガの第3節、ベティス対セビージャの一戦は1-0でベティスが勝利した。

 決勝点を決めたのは、ベティスの"闘将"ホアキン・サンチェス。後半に交代出場したホアキンは、スコアレスで迎えた80分、豪快なヘディングシュートを突き刺して先制。この1点を守り切り、スタンドを埋めたサポーターに特大の勝利を捧げた。ベティコ(ベティス・ファンの愛称)たちは劇的な勝利に酔い、歓喜に包まれた。

 同チームに所属する乾貴士はフル出場。ゴールこそなかったものの、前線のロレン・モロンらと連携してミドルシュートを放つなど、攻守両面で存在感を示し、勝利に貢献した。

 そして試合後には、ホアキンと乾が肩を組み、笑顔で喜ぶ写真がSNSに投稿された。

 注目すべきは、ピースサインで満面の笑みを浮かべたふたりに挟まれている「ドラえもん」のぬいぐるみだ。クラブの公式ツイッターは「この夏の間中、一緒に過ごした"きみ"は今夜も共に! おめでとう、ドラえもん。この勝利は君のものでもある!」という、まるでドラえもんがチームの一員であるかのようなコメントを投稿している。
 

 ベティスにおけるドラえもんといえば、乾が加入した際に、"入団セレモニー"で披露した「ドラえもんのうた」だろう。スペインでも放映されていたアニメ作品の主題歌を日本語で熱唱する乾の動画は、スペイン国内でも大きな反響を呼んだ。

 この公式ツイッターの投稿には、地元サポーターからの「もはやドラえもんはベティコ!」「ドラえもんはベティス! ベティスはドラえもんだった……?」「よーしカラオケの準備だな」といったユーモアあふれるコメントで溢れており、日本のアニメキャラは、ベティコにとってもすっかり身近な存在になったようだ。

 きっかけを作った張本人である乾は、自身のSNSで「ダービー勝ったー!!マジサイコー!!初のセビージャダービー。とにかく雰囲気が凄い!この経験が出来たのはほんまによかった」と喜びつつ、「ただ、自分のプレーはまだまだなのでこれからもっとよくしていきたいです。それにしても、ホアキンさんはほんまに凄い!!さすがです!リスペクトしかない!!」と闘将への敬意を表わした。

 ベティスの次なる試合は、9月16日(現地時間)、アウェーでバレンシアと対戦する。この勢いを途切れさせないよう、いい雰囲気で強豪との対峙を迎えたいところだ。

次ページ【写真】ホアキンと乾、そしてドラえもんの3ショットはこちら

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事