開幕3戦不発のC・ロナウドは苦しんでいる? 指揮官アッレグリ、そしてファンの見解は…

2018年09月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

指揮官アッレグリが見るC・ロナウドの現状は?

チャンスには絡むものの、シュートが決まらないC・ロナウド。そんな期待のエースにユーベファンは何を思うのだろうか? (C) Getty Images

 現地9月1日、ユベントスはセリエA第3節でパルマに2-1と勝利した。

 だが、期待のクリスチアーノ・ロナウドは、この日もネットを揺らすことができず。開幕3試合連続ノーゴールと新天地イタリアで苦しんでいる。

 わずか3試合ではあるが、移籍金1億1700万ユーロ(約153億円)、推定年俸3000万ユーロ(約39億円)で加わった大スターであるC・ロナウドだけに、周囲は騒がしくなり始めている。だが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、「何も心配ない」と強調している。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、アッレグリ監督は試合後に『DAZN』のインタビューで、「イタリアのサッカーは彼にとって異なる難しさがあるんだ」と見解を語った。

「クリスチアーノは良い試合をした。今はボールがうまく跳ねなかったり、わずかに枠を外れたりしてしまう時期なんだ。ベストコンディションを取り戻すのに、インターナショナルウイークが役立つだろう。リーグが再開したら、本当のシーズンが始まる」

 さらに、アッレグリ監督は『Sky Italia』でも「苦しんでいる?クリスチアーノは笑っていたよ」と主張した。

「彼は世界ナンバーワンだ。何としてでもゴールを決めたいと望んでいる。それは良いことだ。だが、冷静でいなければいけない。ゴールを量産してくれるだろう。今は彼が3人のマークを引きつけ、ほかの選手たちをフリーにしてくれている」

 イタリア・メディア『Sport Mediaset』のアンケートによると、サポーターの中でも「セリエAの難しさ」が原因と考える人が多く、また、心配すべきではないというファンも少なくないようだ。

 C・ロナウドが得点できない理由について、7500人を上回るユーザーの33%が、「FWにとってセリエAはより難しいから」を選択。28%が、「たまたまであり、何度もゴールに迫っている」と回答した。

 そのほか、「得点しなければという精神的な足かせがある」、「まだアッレグリのシステムにうまく溶け込んでいない」が16%ずつ。「まだフィジカルコンディションが万全ではない」は7%だった。

 期待が大きいだけにノーゴールが続ければ重圧は高まっていくC・ロナウド。代表ウイーク後の9月16日にホームで行なわれるサッスオーロ戦(セリエA第4節)で、初得点をあげることができるだろうか。
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