敵の“素早いFK弾”に神戸の守護神キム・スンギュは強い憤り

2018年09月01日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「壁がまだ準備できていない状況で」

ビッグセーブもあったが、札幌相手に痛恨の3失点。キム・スンギュにとっては厳しい試合となった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ25節]札幌 3-1 神戸/9月1日/札幌ド
 
「不満を感じている」と、神戸の守護神キム・スンギュは険しい表情を見せた。
 
 1-2で迎えた83分、至近距離からの直接FKの場面。札幌の福森が審判の笛が吹かれてすぐ、グラウンダーのシュートを神戸ゴールに流し込んだ。
 
「僕は、これまで審判に対して不満といった感情を抱いたことはありません。ただ今回に限っては、壁がまだ準備できていない状況で、自分もどちらかによって準備している段階だったのに、ああいうふうに笛を吹かれてしまうことに対して、非常に不満を感じています」
 
 神戸の守備側としては、まだ壁を作っている段階だったが、プレー再開の笛が吹かれ、福森に決められてしまった。
 
 試合は0-2から長沢のゴールで1点を返し、これから反撃というところでの3失点目。神戸にとっては痛い失点だった。
 
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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