【アジア大会決勝|予想スタメン】プライドを懸けた日韓対決!A代表揃いの韓国攻撃陣は要警戒だ

2018年09月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

抜群のスピードを備えた前田の負傷は痛いが…

故障者/日本=前田大然 韓国=チャン・ユンホ
出場停止/なし

アジア大会・決勝
U-21日本代表-U-23韓国代表
9月1日(土)/日本時間20:30/パカンサリ・スタジアム(インドネシア)
 
【U-21日本代表|チーム情報】
 2010年の中国・広州大会以来となる優勝を狙うU-21日本代表は、6試合で2失点という守備の安定感を武器に今大会を勝ち上がってきた。グループリーグ最終戦のベトナム戦に敗れて2位通過になったものの、決勝トーナメント以降は勝負強さが増し、準決勝まで3試合連続で1点差の勝負をモノにしている。
 
 決勝を前にFW前田大然(松本山雅FC)が負傷してしまったのは痛いが、このスピードスター以外は目立った怪我人はなく、選手たちのコンディションは比較的良好だ。
 
 対する韓国はオーバーエイジ枠をフル活用し、A代表クラスの選手を何人も揃えている。個人能力の差は否めないが、今大会を通じて培ってきたチーム力を前面に押し出し、勝利を掴みたい。
 
【U-23韓国代表|チーム情報】
 大会2連覇を狙うU-23韓国代表は、オーバーエイジ枠をフル活用し、ソン・フンミン(トッテナム)、イ・スンウ(ヴェローナ)、ファン・ヒチャン(ザルツブルク)らロシア・ワールドカップにも出場した欧州組も招集。第2戦でマレーシアに敗れE組2位通過となったが、準決勝ではD組で日本を下したベトナムに3-1で勝利し、決勝進出を決めた。
 
 2度のハットトリックを含め、今大会6試合で9得点を挙げているファン・ウィジョ(ガンバ大阪)を中心とした攻撃力が持ち味。ただ、準々決勝のウズベキスタン戦が延長戦にもつれ込んだため、体力面に不安が残る。
 
 優勝なら兵役免除の恩恵にもあずかれるだけに、モチベーションは高い。主将のソン・フンミンが「ここまで来て負けたらバカだ。死に物狂いで金メダルを持ち帰る」と話したように、不退転の覚悟で日本に挑む。
 
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