【アジア大会】上田綺世がまたしても殊勲弾!韓国との決勝も「負ける気がしない!」

2018年08月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「相手が誰だろうと自分のプレーを曲げない」

準決勝のUAE戦で強烈な一撃を沈めた上田。ラウンドオブ16のマレーシア戦に続く、決勝弾となった。(C)Getty Images

[アジア大会]U-21日本代表 1-0 U-23UAE代表/8月27日/インドネシア
 
 上田綺世がまたしても殊勲弾を叩き込んだ。
 
 アジア大会の準決勝でUAEと対戦したU-21日本代表は苦戦を強いられ、スコアレスのまま試合は終盤へ。拮抗した展開のなかで78分に均衡が崩れた。
 
 64分に投入された上田綺世は渡辺晧太からゴール前でラストパスを受けると、右足を一閃。ボールはバーを叩きながら、ゴールネットに突き刺さった。
 
 24日に行なわれたラウンドオブ16のマレーシア戦に続く、値千金の決勝弾。再び上田がヒーローとなった。
 
 試合後、上田がフラッシュインタビューに登場。「自分の仕事は理解しているつもりなので、それを成し遂げられて良かったと思います」と、UAE戦の活躍に充実の表情を見せた。
 
 続けてゴールシーンを振り返った上田だったが、自身の決勝弾はお膳立てをしてくれた渡辺のおかげだという。

「あのパスで8割以上が決まったゴール。自分は最後のところを仕上げただけで、渡辺選手のパスがあっての得点でした」とし、ゴール前でボールを奪い返してアシストをくれた渡辺に感謝の意を伝えた。
 
 UAEに勝利し、次は9月1日の20時30分(日本時間)から行なわれる韓国との決勝だ。プレミアリーグのトッテナムに所属するソン・フンミンらを擁する宿敵と対戦するが、上田は自信を覗かせている。
 
「相手が誰だろうと自分のプレーを曲げない。自分のやることはひとつ。相手は韓国。オーバーエイジを使って勝ちに来ているチームですが、自分たちは負ける気がしない。対戦しても勝てると思うので、良いコンディションで決勝を迎えたいと思います」
 
 韓国撃破を力強く宣言した上田。重要な局面で結果を残している男は、並々ならぬ意欲で決勝に臨む。
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