【鹿島】セルジーニョが来日初ゴール! まさにワールドクラスの一撃は「狙ったとおり」

2018年08月28日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「蹴った瞬間には、入る感触はあった」

来日初ゴールを決めたセルジーニョ。このゴールをきっかけに、さらなる活躍を期待したい。写真:徳原隆元

[ACL準々決勝①]鹿島2-0天津権健/8月28日/カシマ
 
 待望の瞬間は、1-0で迎えた70分に訪れた。
 
 安西幸輝からのパスを受けて前を向くと、セルジーニョは迷うことなく左足を一閃。目の覚めるようなミドルシュートを突き刺した。勝利を決定づける追加点は、本人にとって嬉しい来日初ゴールとなった。
 
「(ボールを)持った瞬間、打とうと決めていたので。蹴った瞬間には、入る感触はあった。(シュートは)GKから逃げていくような形で、狙ったとおりに蹴れた。良かったです」
 
 前半には決定機をフイにしていたが、まさにワールドクラスの一発でチームの勝利に貢献した。
 
 今夏に鹿島に加入して以降、味方を前向きに走らせる柔らかいパスなど、どちらかといえばチャンスメーカーの印象が強かった23歳のブラジリアンだが、この天津権健戦ではフィニッシャーとしての一面も披露。さらに調子を上げていけば、チームにとって頼れる存在になるに違いない。
 
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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