C・ロナウド離脱の影響を感じさせず。マドリーが大量4ゴールでジローナを粉砕!

2018年08月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

ふたつのPKで勝利を手繰り寄せる。

ベンゼマ(背番号9)のPKが決まり、マドリーが逆転に成功。このあとさらに2点を追加し、連勝を飾った。(C)Getty Images

 現地時間8月26日に実施されたラ・リーガ第2節、ジローナ対レアル・マドリーは、4-1でアウェーのマドリーが勝利した。

 昨シーズンに手痛い黒星を喫していたジローナのホームスタジアム、モンティリビに乗り込んだマドリーは、当時の苦手意識が残っていたのか、16分にあっさり先制を許す。

 ジローナFWアントニー・ロサーノのシュートをナチョがブロックしたこぼれ球を、今シーズンから10番を背負うマドリー・ユース出身のボルハ・ガルシアが落ち着いて流し込んだ。

 マドリーのジュレン・ロペテギ監督は、開幕戦のヘタフェ戦に続き、ルカ・モドリッチをスタメンから外した4-3-3システムを選択。カゼミーロ、トニ・クロース、イスコの3人で構成された中盤は、ボールこそ支配するものの、なかなか決定機を作るところまではいかず、前線の"BBA"(ガレス・ベイル、カリム・ベンゼマ、マルコ・アセンシオによる3トップ)も、ジローナの堅守を崩し切れない。
 
 それでもマドリーは、52分までに2点を奪い逆転に成功する。ふたつのPKによって。いずれもエリア内に果敢に入り込んだマルコ・アセンシオが倒されて得たもので、同点弾をセルヒオ・ラモスが、逆転弾をベンゼマがそれぞれ決めている。

 これで完全に落ち着きを取り戻した現欧州王者は、イスコのパスに抜け出したベイルが59分にダメ押しとも言える3点目を叩き込むと、77分、イスコに代えてモドリッチを投入。80分にはそのモドリッチとベイルでジローナの左サイドを攻略し、ベンゼマのこの日2点目となるゴールで突き放した。

 終わってみれば4発大勝――。2試合で6ゴールとクリスチアーノ・ロナウドを失ったダメージを感じさせない戦いを見せているロペテギ新体制のマドリーは次節、レガネスとのホームゲームに挑む。
 
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