「恥ずべきもの」「嘆かわしい」 バジャドリーに辛勝のバルサ、敵地の劣悪すぎるピッチに怒り!

2018年08月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

バジャドリー会長もピッチ状態の悪さを認める。

至る所で芝がめくれ上がり、ボールがまともに転がらないピッチはバルサを大いに苦しめた。(C)Getty Images


 バルセロナは現地時間8月25日、ラ・リーガ第2節で昇格組のバジャドリーと対戦した。先制して迎えた終了間際、バジャドリーにネットを揺らされたものの、今シーズンから導入されたVAR(ビデオアシスタントレフェリー)の介入により、オフサイドで得点が取り消しに。苦しみながらも連勝スタートに成功した。

 バルサが苦しんだ要因のひとつが、バジャドリーの本拠地ホセ・ソリージャのピッチコンディションだ。その劣悪ぶりに、バルサ陣営からは試合後、不満の声が上がった。
 
『ESPN』によると、DFのジェラール・ピケは、「スペイン国外でラ・リーガのクラブや選手を売り物にし、アメリカで試合をさせたいと望むなら、まずは先に国内の状況に目を向ける必要があるだろう」と批判している。

「(ピッチは)本当に恥ずべきものだった。サッカーをするのに適していないし、選手たちがケガをするリスクがあった。しかるべき人たちが修正することを願っているよ。恥ずべきだからだ。嘆かわしいよ」

 セルヒオ・ブスケッツも、「世界最高のリーグがこんなコンディションで行なわれるのは本当に嘆かわしい」と苦言を呈した。

「ラ・リーガのだれも現地に来て芝をチェックすべきだと感じていなかった。あんなところでプレーできないよ。サッカーのピッチというよりビーチだった。まあ、両チームにとって同じ条件ではあるんだけどね」

 バジャドリー側もピッチコンディションが悪かったのは認めている。カルロス・スアレス・スレダ会長は、スペインのラジオ局「Cadena Ser」のインタビューで、「芝の状態は悪かった。我々に責任がある」と述べた。

「私が罰金を科されるとしても、それがフェアだろう」

 ラ・リーガのハビエル・テバス会長も、ツイッターでホセ・ソリージャのピッチが、「ラ・リーガで使用するのに必要な最低水準にはなかった」とコメント。規律処分の手続きを取ると明かしている。
 
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