ブンデス開幕戦で日本人3選手の共演が実現! 独メディアは大迫勇也、浅野拓磨、原口元気をどう見た?

2018年08月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

初戦ということで期待つつもまだ様子見!?

原口、大迫、浅野の3人が登場! ブンデス開幕戦で日本人選手揃い踏みが実現した。今後のリーグ戦で、それぞれの持ち味を活かせるだろうか。 (C)Getty Images

 8月25日(現地時間)、ドイツ各地でブンデスリーガの開幕戦が行なわれ、ブレーメンとハノーファーの対戦では、前者の大迫勇也、後者の浅野拓磨、原口元気が顔を合わせる"日本人対決"が実現した。

 大迫と浅野がスタメン入りし、原口は61分に交代出場。浅野が75分にピッチを退くまでの14分間、3選手が同じピッチに立った試合は、1-1の引き分けで終了。残念ながらこのカードで、期待された日本人のゴールは生まれなかった。

 果たしてドイツ・メディアは、この一戦での日本人3選手をどう見たのだろうか。

 ブレーメンの前線右サイドで先発出場した大迫について、ドイツ・サッカー専門誌『kicker』は「周囲との連係をとろうとしている様子があった。56分にはゴールかというシュートも! ただし、シュートの正確性が足りなかったのは残念」と綴っている。

 ただし、ドイツの地元紙『Kreiszeitung』は、「試合の大半の時間が、彼を通り過ぎていたかのよう。いいチャンスを作り、プレーできていたと思う。だが、印象が薄すぎる」と厳しい評価を下した。

 一方、ニコラス・フュルクルクと2トップを組んだ浅野は、試合中は仲間と連携をとりながら攻守に走り回り、要所で印象を残したようだ。「スプリントのスピードがいい」「身体も強いし、あとは足下の技術を高めてくれることを希望したい」(地元紙『Nordwest』)と、期待を込めたものが多かった。

 最後に、途中交代で2列目左サイドに入った原口に関しては、出場時間が少なく、プレーに絡む回数も少なかったため、「点を取ったわけではないが、よく動いていた」(『kicker』)など、短い寸評に止まった。今後、出場機会が増えていけば、もっと注目を集めるはずだ。

 次節、ブレーメンは9月1日、アウェーで長谷部誠を擁するフランクフルトと、ハノーファーは8月31日、香川真司が所属するドルトムントとホームで対戦。来週の"日本人対決"からも、目が離せない。
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