現地８月22日、今夏に９年間に渡ってプレーし続けたレアル・マドリーを離れ、ユベントスに電撃移籍したポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドが、スポーツライブストリーミングサービス「DAZN」のグローバル・アンバサダーに就任したことが発表された。

　先日、これまでの日本やドイツ、カナダでの放映に続き、イタリアでもサービスを開始することを発表した「DAZN」。今シーズンは、チャンピオンズ・リーグやヨーロッパリーグの全試合独占配信や、セリエAを114試合、セリエB全462試合の放送をすることも決めている。

　そんなイタリアでのサービス開始に伴い、今シーズンからセリエAでのキャリアを始めるビッグスターであるC・ロナウドは、アンバサダーとして格好の人材だ。「DAZN」のCEOを務めるジェームズ・ラシュトン氏は今回の契約について次のように話している。

「我々は非常にエキサイティングな時期を迎えています。ビジネスが世界的に成長し、新たな挑戦のステージに立とうとしているなか、同じく常に挑戦し続けるスーパースターと協力していくのは非常に重要なことです。クリスチアーノ・ロナウドはファンに愛されるレジェンドであり、そして彼自身が熱心なスポーツのファンでもあるので、DAZNを代表するアンバサダーには最適任と考えました」

　当然、C・ロナウド本人も今回の契約には、大きな希望を抱いている。

「世界は常に変化している。DAZNは革新的な取り組みによって、スポーツファンの壁を取り除いている。そのおかげで僕らは、いつでもどこでもスポーツを観ることができるようになった。こうした挑戦に参加することは、本当に意義深く魅力的な挑戦だね」

　C・ロナウドとともにスポーツ放映の新時代を切り開いていく「DAZN」。その影響力は、今後ますます大きくなっていきそうだ。