元スペイン代表の両雄が天皇杯で激突!! F・トーレスの来日初ゴールなどで鳥栖が3発快勝!

2018年08月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

ともに後半途中からの出場

天皇杯4回戦でF・トーレスとイニエスタが激突! 写真:徳原隆元

 第98回天皇杯全日本サッカー選手権大会は8月22日、各地で4回戦の6試合と3回戦の1試合が行なわれた。ベストアメニティスタジアムでは、サガン鳥栖対ヴィッセル神戸の一戦が行なわれ、鳥栖が3対0で勝利した。注目の元スペイン代表のフェルナンド・トーレスとアンドレス・イニエスタの直接対決も実現した。

 試合はホームの鳥栖が先手を奪った。37分、左サイドへの展開から三丸が抜け出し、鋭いクロスを入れると、神戸の渡部のオウンゴールを誘い先制する。鳥栖はさらに50分にも高橋義からのパスに抜け出した安在が押し込み、追加点をゲット。2対0とリードを広げた。

 神戸は0-2で迎えた56分、ウェリントンに代えてイニエスタを投入。Jリーグデビュー以来、鮮烈なパフォーマンスを見せ続けてきた神戸の8番は、この日も投入直後から正確なボールタッチとパスで攻撃にアクセントを加えていく。

 すると鳥栖も64分、豊田に代えてフェルナンド・トーレスを投入。さらに田川に代えて小野を投入して二枚替えで流れを呼び込もうとする。F・トーレスは中盤でボールを受けると、身体の強さを発揮して周囲を活かすプレーを見せるが、シュートまでには至らない。

 一方、神戸はイニエスタを軸にテンポの良いパス回しで鳥栖ゴールに迫っていく。しかし、次の1点を決めたのはまたも鳥栖。そして、リーグ戦ではここまで7戦得点なしと苦しんできたF・トーレスだった。

 84分、敵陣左サイドでボールを収めた福田からタイミング良くラストパスが出ると、走り込んだF・トーレスがワンタッチでゴール右隅に流し込んだ。鳥栖が3対0とリードを広げる。

 結局、最後は鳥栖が神戸の反撃を凌ぎ切り、3対0でタイムアップ。鳥栖が勝利し、準々決勝へ駒を進めた。準々決勝の組み合わせは9月12日の抽選会で決定される。

【天皇杯PHOTO】鳥栖 3-0 神戸|F・トーレスとイニエスタが激突!

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