川島永嗣がプレミア王者マンCに電撃入団!? 英紙が「ペップのために重要な選択肢」と獲得を進言

2018年08月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

第2GKを失ったマンCの補強リストに!?

気迫のセーブで日本の窮地を幾度となく救ってきた川島はマンCに電撃入団するのだろうか? (C) Getty Images

 日本代表守護神に関する驚きのニュースが舞い込んだ。

 現地8月21日、英紙『Manchester Evening News』は、マンチェスター・シティにおススメのGKとして、昨シーズンまでフランスのメスに所属していた日本代表の川島永嗣の獲得をプッシュした。

 先のロシア・ワールドカップでは闘志溢れるセービングの数々で日本のベスト16進出に貢献した川島。そんな35歳のベテランがなぜ話題となっているのか? それは今月20日にマンチェスター・Cのチリ代表GKクラウディオ・ブラーボがアキレス腱断裂という今季絶望の大怪我を負ったからである。

 いまだブラジル代表GKのエデルソンの存在は絶対的ではあるが、経験豊富な第2GKのブラーボの離脱は今夏にジョー・ハートをバーンリーに放出したマンチェスター・Cにとっては痛恨。さらにプレミアリーグの移籍市場はすでにクローズしてしまっているため、新戦力で補填する場合には、無所属の選手を獲るか、来年1月に冬の移籍市場が開くのを待つしかないのだ。

 そこで地元紙の『Manchester Evening News』は、現在、無所属となっているGKをリストアップ。その中に川島が含まれたのだ。

「グアルディオラは経験豊富なシュートストッパーを獲得する必要があるだろう」と綴り、昨季はクリスタル・パレスに所属していた35歳の元ブラジル代表GKジエゴ・カバリエリ、アトラスでプレーしていた32歳のアルゼンチン人GKオスカル・ウスタリを紹介。そして、最後に川島の名を挙げ、次のように評価の理由を力説した。

「この35歳はブラーボが不在の間、クラブに適した穴埋めができる。ペップにとっては本当に重要な選択肢になりうるはずだ。経験豊富なカワシマはグアルディオラのスタイルである足下に優れたタイプのGKではないが、シーズンが進むにあたって一定のカバーが見込めるだろう」

 ロシアW杯終了後の7月には、アルゼンチンの超名門ボカ・ジュニオルス入団も噂に上がった川島。2015-16シーズンにスコットランドのダンディー・ユナイテッドでプレーしているため、英国圏での就労ビザ取得に問題はないはずだ。

 果たして、川島が昨シーズンのプレミアリーグ王者に加入することはありえるのだろうか。その動向に注目したい。
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