敏腕代理人ライオラが“顧客”ポグバを批判したマンUレジェンドに憤慨!「あのチャーチルが目の前にいたって…」

2018年08月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チャーチルの前にいても『リーダー』ってものが分からない」と皮肉も…

ポグバ(中央)のプレーを巡って、スコールズ(右)とライオラ(左)が舌戦を開始。両者とも辛辣だ。 (C) Getty Images

 現地8月19日のプレミアリーグ第2節でブライトンに敗れたことで、マンチェスター・ユナイテッドの周囲が騒がしい。とくに今シーズンからチームのキャプテンとなったポール・ポグバは、終了間際にPKで1得点を挙げたものの、ミスが悪目立ちしたことで批判の標的となっている。

 批判を投げかけたうちの一人が、ユナイテッドの押しも押されぬレジェンド、ポール・スコールズだ。

 英衛星放送「Sky Sports」によると、スコールズは『Optus Sport』で、「チームにリーダーがいない。ポグバがその理想的な候補だと思ったが、(ブライトン戦で)彼はいないも同然だった。またも、本当に酷い試合をしたんだ。彼には一貫性がない」とこきおろした。

 だが、この批判にポグバの代理人を務めるミーノ・ライオラがかみついた。現地8月21日、同氏は自身のツイッターで、「一部の人間は、自分が忘れ去られるのを恐れてしゃべらなければいけないんだ」と、スコールズを逆批判している。

「ウィンストン・チャーチルの前にいても、スコールズは『リーダー』ってものを認識できないだろう。スコールズはクラブのスポーツディレクターにでもなり、(ユナイテッドCEOのエド・)ウッドワードにポグバを売るためのアドバイスをすればいい。きっと新たなクラブを見つけるのに眠れない夜を過ごすだろう」

 しかし、渦中のポグバ自身はブライトン戦後に「自分の姿勢は十分じゃなかった」と自己批判していた。

「まずは僕がもっとうまくやらなければいけなかった。もっとミスをせず、もっと試合をコントロールしなければいけなかった。僕ら全員が悪いパフォーマンスをしてしまったよ。勝点を落としたのは良くなかった。次の試合では目を覚まし、こんなプレーを絶対にしないようにしなければいけない」

 当人が非を認めたにもかかわらずスコールズが批判したことに、ライオラは我慢ならなかったのだろうか。いずれにしても、ポグバは、現地27日に行なわれるトッテナム戦(プレミア3節)で汚名返上といきたいところだ。
 
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