「彼がいる時代にサッカーにかかわれて幸運」バルサ通算6000ゴールのメッシを指揮官が称賛

2018年08月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

バルサOBの敵将も「これまで見た中で最高の選手」

9年前にバルサのリーガ通算5000ゴールを決めていたメッシは、開幕のアラベス戦で6000ゴール目もゲット。(C)Getty Images

 バルセロナのリオネル・メッシは8月18日、アラベスとのリーガ・エスパニョーラ開幕戦で2ゴールをマークし、チームを3-0の快勝に導いた。

 スコアレスで迎えた後半64分、壁の下を抜く直接FKでの先制点は、リーガにおけるバルサの通算6000点目というメモリアルゴールだった。

『ESPN』によると、この日がバルサにとってリーガでの2801試合目。なお、宿敵レアル・マドリーは2800試合で6041得点を記録している。

 メッシは終了間際にも追加点を挙げ、個人の得点記録をリーガ通算385ゴールとした。これはクラブの通算得点の約6.4%をメッシが決めている計算だ。

 エルネスト・バルベルデ監督は試合後、「メッシは天才だ」と、今シーズンからキャプテンに昇格したエースを改めて称賛している。(『ESPN』より)

「毎日彼を見ることができる我々は幸運だ。彼がプレーしている時代にサッカーにかかわることができて、我々はラッキーだよ」

 壁の下を抜くFKは2月のジローナ戦以来だ。バルベルデ監督は、「メッシはまだ我々を驚かせられる。彼はいつも驚かせてくれるんだ」と賛辞を続けた。

 現役時代にバルセロナで活躍したアラベスのアベラルド監督も、「優れたバルサというチーム、そしてふたたび違いを作った選手を相手にしっかり競うことができ、我々は満足だ」と述べている。

「試合のどんな瞬間でも得点できる力がある。メッシはサッカー界にとっての贈り物だよ。ただ、対戦している時を除いてね。私にとっては、これまで見た中で最高の選手だ。だからといって、私が今日喜んで帰宅するわけではないけれど」

 ちなみにメッシは、2009年にバルサのリーガ通算5000得点のゴールも決めている。31歳のメッシが9年後に7000得点のメモリアルゴールを決める可能性はあるのだろうか。
 
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