「皆さんの祈りが心に響いた」「あんたは仕事を変えるべきだ」サッカー界の注目コメント

2018年08月17日 遠藤孝輔

一命を取り留めたファーガソンが世界中のファンに感謝。

世界中から届いたメッセージのお礼とともに、「病院で治療にあたってくれた医療スタッフに感謝したい」と語ったファーガソン(写真)。(C)Getty Images

≪注目のコメント①≫
「皆さんの祈りが心に響いた」
発言者:アレックス・ファーガソン(元マンチェスター・U監督など)
 
 サッカー界に吉報だ。脳出血で倒れ、今年5月に緊急手術を受けていた伝説の名将が一命を取り留めたのだ。C・ロナウドやベッカムら教え子はもとより、世界中のファンが捧げた祈りが「気持ちを落ち着かせた」という。覇権奪回を目指すマンUは功労者の生還を追い風にしたいところだろう。
 
 
≪注目のコメント②≫
「もっと頭を使う必要がある」
発言者:ポール・スコールズ(元イングランド代表)
 
 マンUの後輩であるポグバに対する苦言だ。クラブでの継続性のないパフォーマンスが気にかかるようで、「能力に疑いの余地はない」と認めつつも、この25歳のウィークポイントをためらわずに指摘した。インテリジェンス溢れるMFとして鳴らしたOBの助言だけに、W杯制覇で我が世の春を謳歌するポグバもさすがに無視はできないか?
 
≪注目のコメント③≫
「あんたは仕事を変えるべきだ」
発言者:カリム・ベンゼマ(レアル・マドリー/元フランス代表)
 
 欧州王者のCFが噛みついたのは『ワールドサッカーダイジェスト』でもお馴染み、移籍マーケット専門記者として名高いジャンルカ・ディ・マルツィオ氏。ミラン移籍への個人合意を報じた同氏に向け、SNSで厳しい言葉を浴びせたのだ。これを受けて、ディ・マルツィオは「裏を取った」と主張。はたして、真相は――。
 
 
≪注目のコメント④≫
「DFBは素人の集まり」
発言者:カール=ハインツ・ルムメニゲ(バイエルンCEO)
 
 母国代表が早期敗退したW杯後の対応に不満があるのだろう。バイエルンの重役がドイツ・サッカー連盟の上層部を「サッカーの専門知識が少し欠けている」とこき下ろした。それも「素人の集まりだから驚きはないがね」と痛烈に。ロシアでの歴史的惨敗の余波は、まだまだ収まりそうにない。
 
文:遠藤孝輔
 
※ワールドサッカーダイジェスト2018.8.16号より加筆・修正
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