最新FIFAランキングで日本がアジア3位に返り咲く! W杯を経て“爆上げ&爆下げ”となった国は!?

2018年08月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

日本は6ランクアップし、韓国を抜いてアジア3位に

ロシア・ワールドカップではアジア勢で唯一、ベスト16に進出した日本代表。前回からは6ランクアップした。写真:JMPA代表撮影(滝川敏之)

 8月16日、国際サッカー連盟(FIFA)が最新ランキングを発表。ロシア・ワールドカップ前に発表されたランキングで61位だった日本は、6つジャンプアップして55位に浮上。イラン、オーストラリアに次ぐ、アジア勢3位に返り咲いた。

 日本はワールドカップでアジア勢唯一の決勝トーナメント進出国となり、前回アジア3番手につけていた韓国(57位で変わらず)を抜いて再浮上。W杯でモロッコに1勝したイランは前回の37位から5ランクアップ、一方、1勝もできなかったオーストラリアは7ランク下げて43位となった。

 総合首位となったのは、ワールドカップで優勝したフランス(前回7位)。続く2位はW杯ベスト4のベルギー(3位)、3位にはブラジル(2位)がランクインした。

 トップ10内で最も劇的に順位を上げたのは、4位のクロアチア。W杯準優勝という過去最高の成績を達成し、前回の20位から4位へと大幅にジャンプアップ。5位のウルグアイ、6位のイングランド、そして9位を分け合ったスペイン、デンマークも、前回からは順位を上げている。

 ランキング全体で最もジャンプアップしたのは、大会前は「史上最低の開催国」といわれながらも、準々決勝進出と快進撃を見せたロシア。出場国中最下位の70位で大会を迎えた開催国は、なんと21もランクアップし、49位につけた。

 一方、1勝2敗でグループリーグ敗退のドイツは、首位から15位に陥落。日本と同じグループで敗退したポーランドも、順位を10も落としている(18位)。

 他にも、ポルトガル、スイス、アルゼンチンなどの強豪国々が順位を下げるという結果になったが、最もランキングを落としたのはエジプトで、20位ダウンの65位となった。

 W杯の成績が反映され、大きな変動を見せたFIFAランキング。次回は9月20日に発表される予定だ。

FIFA最新ランキングの上位30傑とアジアのトップ5は以下の通り。
※☆はワールドカップ出場国

1 フランス☆
2 ベルギー☆
3 ブラジル☆
4 クロアチア☆
5 ウルグアイ☆
6 イングランド☆
7 ポルトガル☆
8 スイス☆
9 スペイン☆
9 デンマーク☆
11 アルゼンチン☆
12 チリ
13 スウェーデン☆
14 コロンビア☆
15 ドイツ☆
16 メキシコ☆
17 オランダ
18 ポーランド☆
19 ウエールズ
20 ペルー☆
21 イタリア
22 アメリカ
23 オーストリア
24 チュニジア
24 セネガル☆
26 スロバキア
27 北アイルランド
28 ルーマニア
29 アイルランド
30 パラグアイ

アジアトップ5
32 イラン☆
43 オーストラリア☆
55 日本☆
57 韓国☆
70 サウジアラビア☆

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