新チームへの手応えを強調するメッシ、キャプテンの大役に意欲も「“彼”が恋しくなるだろう」

2018年08月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「みんなが望むトロフィーを取り戻す」とCL制覇に意欲。

ガンペール杯(ボカ戦)の前に主将として初めてファンの前でスピーチをしたメッシは、CL制覇に意欲を見せた。(C)Getty Images

 バルセロナは8月15日、プレシーズン恒例の親善試合、ジョアン・ガンペール杯に臨み、今年の対戦相手に選んだアルゼンチンの名門ボカ・ジュニオルスに3-0で勝利した。

 得点を挙げたのは新戦力のマウコムとエースのリオネル・メッシ、そして昨シーズン途中にインテルへレンタル移籍していたラフィーニャだ。

 ゴールで勝利に貢献したメッシは、アンドレス・イニエスタが退団したのを受け、今シーズンから第1キャプテンに昇格した。試合前には、主将として初めて本拠地カンプ・ノウの観客の前でスピーチしている。
 
 スペイン紙『Marca』によるとメッシは、「ここ数年と比べて、僕たちはかなり期待できるチームになっている。新戦力の加入でさらに良くなった」と、今シーズンのチームへの手応えを強調した。

「昨シーズンはコパ・デル・レイとリーガ・エスパニョーラでとてもうまくいったけど、僕たちみんながチャンピオンズ・リーグでの負け方に悔しさを感じている。今日僕たちは、みんなが望む素晴らしいトロフィーをこのピッチに戻すために、全力を尽くすと約束するよ」

 またメッシは、キャプテンマークを巻くことについて、「僕にとっては非常に誇らしいこと」と意気込んでいる。

「このクラブのキャプテンになるのになにが必要かは分かっている。僕は幸いにも、プジョール、シャビ、イニエスタという素晴らしい模範を見てきたからね。今年はイニエスタ、彼のことがとても恋しくなるだろう」

 ワールドカップではまたしても失意を味わったメッシだが、バルサの新キャプテンとして、2014ー2015シーズン以来の欧州制覇を果たすことができるのか。バルサの2018-19シーズンは現地時間18日、ホームでのアラベス戦で幕を開ける。
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