「自分がもっと成長するためには…」驚異の高校2年生・久保建英が横浜に期限付き移籍!

2018年08月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

トップチームでの出場機会を減らしていた久保が横浜に電撃加入!

新天地では洗練されたテクニックを武器に結果を残すことができるのだろうか。写真:田中研治

 8月16日、横浜F・マリノスはFC東京から久保建英を期限付き移籍で獲得したと発表した。

 一昨年の11月に中学校3年生でJリーグデビューを果たした久保は、昨秋にFC東京のU-18チームから昇格。高校2年生となった今季はトップチームに帯同し、J1では開幕戦から3試合連続で途中出場を果たした。ルヴァンカップにもグループステージの全6試合に出場。3月14日の2節・新潟戦では同大会史上最年少ゴールを決めていた。

 以降は出場機会を減らし、ベンチから外れるゲームが増加。J1では4試合の出場に留まり、U-23チームの一員としてJ3のピッチに立つ機会が多くなっていた。
 久保はFC東京を通じて、移籍を決断した理由を説明。「このたび、横浜F・マリノスに期限付き移籍をすることになりました。優勝争いをするチームに少しでも貢献するため、日々の練習に取り組んで来ました。ただ、自分がもっと成長するためには、新たなチャレンジが必要だと考え、今回の決断をしました。このような機会を与えていただいたクラブには感謝しています。しっかりと成長できるように、これからも頑張っていきたいと思います。引き続き応援をよろしくお願いします」とし、成長するために決断をしたと明かした。

 また、横浜の公式ホームページからもコメントを発表。「今回、横浜・Fマリノスでプレーできるチャンスを頂き感謝しています。間で受けてからのドリブルやシュート、状況判断が自分の得意なプレーだと思っています。チームの目標達成の為、全力で頑張りたいと思いますので、ご声援をお願いします」と新天地での意気込みを語った。

 日本中から熱視線を集めてきた17歳が今夏に下した決断。バルセロナの下部組織で育った久保が、残されたシーズンでどのようなプレーを見せるのか注目だ。
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