ベティスで背番号の”玉突き”が発生? 乾貴士はロシアW杯背番号から「8」に変更か

2018年08月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

リーガ開幕目前! 乾の背番号は馴染みのある「8」に?

プレシーズンはロシア・ワールドカップに出場した際と同じ「14」を背負っていた乾だが、開幕戦では見慣れた「8」になっている可能性も? (C) Getty Images

 スペイン1部リーグのベティスに新加入した日本代表MF乾貴士は、カディスで行なわれたラス・パルマスとのラモン・デ・カランサ杯決勝に70分から出場。前線で攻守に貢献し、チームは4-0で勝利を収めて優勝した。

 そんななか、乾の背番号問題が話題を呼んでいる。

 乾はベティスに移籍後からプレシーズンマッチを通じ、今夏のロシア・ワールドカップでも背負った「14」をつけている。しかし、開幕後は背番号が「8」に変更になるかもしれない。スペイン紙『Mundo Deportivo』が報じている。

 話の流れはこうだ。ベティスで「8」を背負っていたビクトール・カマラサが、プレミアリーグで今季1部に昇格したカーディフにレンタル移籍が決まった。この移籍に伴い「8」が空席になったところで、乾を「14」から「8」にスライドするという案が浮上したという。
 
 というのも、乾がプレシーズン中につけていた「14」は、同じく今夏新加入のポルトガル代表MFウィリアム・カルバリョも代表などでつけている数字で、本人も強く希望していたという。

「カルバリョは14番に並々ならぬ(執念に近い)想いを抱いているようだ。おそらく、チームは彼のために14番をリリースし、イヌイに8番を与えるだろう。イヌイにとっても8番は、ヨーロッパに来てから多くのクラブで背負ってきた番号でもあるからだ」(『Mundo Deportivo』)

 確かに乾は、ブンデスリーガ(ドイツ1部)のフランクフルトやエイバル在籍時に8番を背負ってプレーした。彼にとっては、一歩ずつステップアップする時間をともにした、非常に馴染み深く、縁起のいい番号とも言えるだろう。

 この件について、チームから正式発表はまだない。

 リーガ開幕戦、ベティスはホームで昨シーズン15位のレバンテと対戦するが、果たして乾が背負うのはどちらの番号になるのだろうか。
 
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