GK史上最高額でチェルシーに移籍したケパを筆頭に…現地紙が「スペイン人の高額移籍金ベスト11」を発表

2018年08月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

ケパに104億円は妥当か、お買い得か、それとも…。

『Marca』紙が発表したスペイン人の高額移籍金ベスト11。最高額はGKのケパ。前線の3人も含め、チェルシーが多く絡んでいるのがわかる。(C)Getty Images,Rafa HUERTA

 8月8日にベルギー代表GKのティボー・クルトワを売却することでレアル・マドリーと合意したチェルシーは、同日、アスレティック・ビルバオから23歳のスペイン代表GKケパ・アリサバラガを獲得した。

 獲得に際し、チェルシーはビルバオに対して契約解除金の8000万ユーロ(約104億円)を満額支払っている。これは今夏にリバプールがローマから獲得したブラジル代表GKアリソンの移籍金額を上回り、GKとしての史上最高額となった。

 スペイン紙『Marca』はこの結果を受け、「ケパがスペイン人選手の高額移籍金ベストイレブンに加わった」と報道。同時に、移籍金の総額が5億2200万ユーロ(約678億6000万円)というベスト11の顔ぶれを紹介した。

 ケパを含む各ポジションの「移籍金最高額選手」は以下のとおりだ。
 

GK
ケパ・アリサバラガ
(2018年、アスレティック・ビルバオ→チェルシー)
移籍金:8000万ユーロ(約104億円)

右サイドバック
アルバロ・オドリオソラ
(2018年、レアル・ソシエダ→レアル・マドリー)
移籍金:3500万ユーロ(約45億5000万円)

センターバック
ハビ・マルティネス
(2012年、アスレティック・ビルバオ→バイエルン)
移籍金:4000万ユーロ(約52億円)

センターバック
イニゴ・マルティネス
(2018年、レアル・ソシエダ→アスレティック・ビルバオ)
移籍金:3200万ユーロ(約41億6000万円)

左サイドバック
ユーリ・ベルチチェ
(2018年、パリ・サンジェルマン→アスレティック・ビルバオ)
移籍金:2400万ユーロ(約31億2000万円)

センターハーフ
アシエル・イジャラメンディ
(2013年、レアル・ソシエダ→レアル・マドリー)
移籍金:3900万ユーロ(約50億7000万円)

攻撃的MF
ファン・マタ

(2014年、チェルシー→マンチェスター・ユナイテッド)
移籍金:4500万ユーロ(約58億5000万円)

攻撃的MF
ガイスカ・メンディエタ

(2001年、バレンシア→ラツィオ)
移籍金:4800万ユーロ(約62億4000万円)

FW
フェルナンド・トーレス

(2011年、リバプール→チェルシー)
移籍金:5800万ユーロ(約75億4000万円)

FW
アルバロ・モラタ

(2017年、レアル・マドリー→チェルシー)
移籍金:6600万ユーロ(約85億8000万円)

FW
ジエゴ・コスタ

(2014年、アトレティコ・マドリー→チェルシー)
移籍金:5500万ユーロ(約71億5000万円)

 妥当な金額だった選手、新天地での活躍から"お買い得"だった選手、完全な期待ハズレに終わった選手とさまざまだが、2018-19シーズンが終わったとき、はたしてケパはどのカテゴリーに分類されているのだろうか。
 
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