ヤングなでしこ、スペインに敗れC組3位に転落… GL突破をかけて最終戦へ

2018年08月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

アメリカがパラグアイに6発大勝。日本は得失点差で3位に転落

スペインに惜敗したヤングなでしこだが、最終戦にグループリーグ突破をかけてパラグアイ戦に臨む。(C) Getty Images

[U-20女子W杯 グループリーグ第2戦]日本0-1スペイン/8月9日/Stade Guy-Piriou

 U‐20女子ワールドカップは8月9日、グループリーグの第2戦が行なわれ、日本はスペインに0対1で敗れ、通算1勝1敗となった。

 第1戦で強豪のアメリカを破っている"ヤングなでしこ"は、グループ首位に立つスペインと対戦。アメリカ戦からスタメン3人を入れ替えて臨んだ。日本は立ち上がり、初先発の遠藤純が鋭いドリブル突破から決定機を掴むものの、GKの好守に遭いネットを揺らせず。

 逆に16分、日本は相手のCKから、混戦のこぼれ球を押し込まれ、先制点を許してしまう。その後もU‐17ワールドカップでMVPの長野風花や日テレ・ベレーザでもルーキーながら主軸に成長した宮澤ひなたなどを中心に押し込みチャンスを作り出す。

 0対1で折り返した後半も、日本は前線から圧力をかけてスペインを押し込むが、相手の堅い守りに阻まれゴールが遠い。59分には初戦で先発したFW植木理子らを投入して勝負に出るものの、ゴールは割れず、結局0対1のままタイムアップ。日本は1勝1敗とし、グループリーグ突破をかけて最終戦のパラグアイ戦に臨むこととなった。

 初戦で敗れたアメリカは、パラグアイに6対0で圧勝。得失点差で日本を上回り2位に浮上し、日本はグループCの3位に転落。最終戦は、現地時間8月13日、13時30分(日本時間13日20時30分)の同時刻で、スペイン対アメリカ、日本対パラグアイのカードで行なわれる。
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