ポグバら、主力選手がバカンスを切り上げマンUに帰還! 喜ぶモウリーニョの次なる悩みは…

2018年08月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「難しいプレシーズンは終わった」と語るも…

主力選手たちが不在の状態で海外ツアー、プレシーズンマッチを終えた指揮官。ひとまず開幕戦は迎えられそうだが、今後もゴタゴタが続く予感……。 (C) Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドに、ロシア・ワールドカップで奮闘した選手たちが帰ってきた。待望の帰還に、「8月10日のプレミア開幕戦を控え、指揮官のジョゼ・モウリーニョはようやく息ができそうだ」と、英紙『The INDEPENDENT』が報じている。

 マンチェスター・Uは主力を担う選手たちの大半がワールドカップに参加しており、大会後にそれぞれ休暇を消化していた。しかし、開幕前のトレーニング期間と重なっていたため、モウリーニョは「このままではチームの開幕準備が間に合わない。休暇を短縮して合流してほしい」とメッセージを送っていた。

 ベルギー代表のロメル・ルカクなどは指揮官のSOSに迅速に応じ、休暇の短縮を表明。一方、ポール・ポグバらは休暇を切り上げることを拒絶したと報じられていたが、実際にはルカクらと同時期にチームに合流した。指揮官は「彼らが8月11日のレスター戦に間に合う可能性も高くなってきた」と胸をなで下ろしている。

「難しいプレシーズンは終わった。数名は開幕戦に間に合うだろう。(マーカス・)ラッシュフォードはトップスピードで調子を整えている。

(ヴィクトル・)リンデロフ、(フィル・)ジョーンズも同様だ。(アシュリー・)ヤング、(ジェシー・)リンガード、(マルアン・)フェライニ、ポグバ、ルカクは様子を見てレスター戦に挑むことになる」

 一方で、オフシーズンの補強については不満を抱えたままのようだ。

 新たなCB候補として考えていたトッテナムのベルギー代表DFトビー・アルデルワイレルトの移籍は、金銭面で合意したものの、トッテナムが代わりの選手を見つけられず、最終合意に達していない。プレミアリーグの移籍期限である8月9日までに、実現しない可能性が高くなっている。

 智将モウリーニョの心が休まる日は、まだ先のようだ。
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