「日本の巨人!」「ナカタの後継者」Aリーグ公式が本田圭佑の波瀾万丈ストーリーを特集!

2018年08月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「我々にとっては過去10年の好敵手だった」

大歓迎で迎えられ、豪州ではすでにちょとしたフィーバーになっている。やはり「ケイスケ・ホンダ」は世界共通語なのだ。(C)Getty Images

 日本サッカーが誇るカリスマ、本田圭佑の現役続行と新天地が決まった。オーストラリア・Aリーグの強豪メルボルン・ビクトリーで、契約期間は1年。給与制限のないマーキー・プレーヤーとして迎えられ、年俸は290万豪ドル(約2億3780万円)とも、360万豪ドル(約2億9520万円)とも言われている。
 
 Aリーグと豪州サッカー界は久々のビッグネーム参戦に沸き返っており、「アレッサンドロ・デル・ピエロ以来の大物だ」「Aリーグ発展への足掛かりとなる獲得劇」など称賛が後を絶たず、各メディアでもさまざまな角度から取り上げられている。そんななか、Aリーグの公式サイトが「マーキー・ホンダ、スターダムへの道」と題し、本田の波瀾万丈のキャリアを大々的に紹介したのだ。
 
 野心溢れるサッカー少年だったところから掘り下げ、プロになってからのVVVフェンロ、CSKAモスクワ、ACミラン、パチューカと続いたクラブキャリアを紐解く。日本代表の項目では、「我らがサッカルーズ(オーストラリア代表の愛称)のファンには馴染み深い選手で、過去10年における好敵手だった」と記し、「2010年ワールドカップで輝きを放ち、ヒデトシ・ナカタ(中田英寿)の後継者となったのだ」と綴った。

 
 さらに、A代表での98キャップは中村俊輔と並ぶ歴代8位タイの記録であることや、ロシア・ワールドカップにおけるセネガル戦の同点ゴールなどをフィーチャー。そして最後に「日本サッカー界における巨人のひとり。ホンダはインターナショナルレベルから退く意向を示している」と伝えた。
 
 Aリーグは10月20日に開幕。「新しい挑戦をするのが本当に好き。できるだけ早くプレーできることを楽しみにしています」と入団会見で話した本田は、家族を伴って9月に現地入りする見込みだ。
 
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