「完璧な出来映え!」「熱狂をもたらした」長友佑都の圧巻アシストをクラブもメディアも絶賛!

2018年08月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

今季初の公式戦、スーパーカップで存在を示す

プレシーズンから好調ぶりを示していた長友は、この日も切れのある動きを披露。貴重な同点アシストだけでなく攻守に躍動した。(C)Getty Images

 現地時間8月5日、トルコ・サッカー界の新シーズン開幕を遂げる「TFFシュペルクパ(スーパーカップ」が行なわれ、日本代表DF長友佑都を擁するガラタサライは、昨シーズンのリーグカップ覇者であるアキサルスポルと対戦した。
 
 長友は4-2-3-1システムの左SBで先発出場。チームは開始5分に先制点を奪われる苦しい展開を余儀なくされ、攻撃の歯車がなかなか噛み合わない時間帯が続く。だが1点ビハインドのまま迎えた後半に入ると、戦力値で上回るリーグ王者・ガラタサライが人海戦術で揺さぶりをかける。ファティフ・テリム監督が59分、69分、77分と矢継ぎ早に攻撃のタレントを投下すると、ホームサポーターの熱狂的な後押しを受け、イケイケムードがスタジアムを包んだ。

 
 そして71分、強引に同点弾をもぎ取る。お膳立てしたのは長友だ。

 
 日本が誇るダイナモは左サイドから軽くカットイン。右足で鋭いグラウンダークロスを中央へ送ると、これを受けた途中出場のエレン・デルディヨクが鮮やかなタッチで抜け出してゴールに蹴り込んだ。クラブの公式ツイッターは「ナガトモが完璧な出来映えのアシスト! デルディヨクとの連携でガラタサライの窮地から救った」と評し、テレビ局『CNN Turk』は「ナガトモの思い切りの良さが生んだ同点ゴールだ。スタジアムはコンサート会場のごとく、熱狂のるつぼと化した」と描写した。
 
 長友はその後、延長前半の102分に交代。試合は1-1のまま120分間を戦っても決着がつかず、PK戦の末にアキサルスポルが勝利を挙げた。
 
 1アシストをマークしたのみならず、シーズン最初の公式戦で攻守両面に奮迅の働きを見せた長友。チャンピオンズ・リーグとの二足の草鞋を履く今季のガラタサライにおいて、最重要人物のひとりであることを大いに印象付けた。

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