「オーマイゴッド…」「不吉の象徴」英2部に降格したWBAが生み出した新マスコットが不気味すぎて話題に

2018年08月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

奇怪なマスコット、その名もズバリ…

再スタートを切ろうと意気込むWBAが誕生させた新マスコット「ボイラーマン」だが、早くも不評……。 写真はツイッターより

 イングランドで誕生した"奇怪"なマスコットが話題になっている。

 現地8月4日に開幕したチャンピオンシップ(英2部)のボルトン戦で、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)が、本拠地でのオープニングマッチで地元ファンにお披露目したのは、全身白色のボイラーを模った新マスコット、その名もズバリ、「ボイラーマン」だ。

 8シーズンぶりに2部を戦うWBAは、これまでツグミという鳥をモチーフにした「バギーバード」というマスコットをメインに据えてきたが、同クラブが今年5月にボイラーメーカーの「Ideal Boilers」社とスポンサー契約を交わしたことをきっかけに、新たなマスコットが生まれたのである。

 しかし、ボイラーをモチーフにした「ボイラーマン」は、不気味にすら感じさせる見た目であるため、英国メディアやファンからは不評だ。

 英紙『The Sun』は、「奇妙なボイラーマンに対して、ファンは笑みと涙をこぼした。しかし、ホーム開幕戦をWBAが落としたこともあり、早くも不吉の象徴とされている」と綴り、さらに英紙『Daily Mail』は「史上最も素晴らしいマスコットかもしれない」と、皮肉を込めて伝えた。

 WBAのファンたちは、SNSでボイラーマンを見た感想を次々につぶやいている。

「オーマイゴッド……こんなの未だかつて見たことない」
「正直言って不気味すぎる。受け入れがたいよ(笑)」
「誰が好むんだ?」
「案外慣れたらかわいいもんだ」
「WBAがいかに苦しんでいるかの象徴かもね」

 散々な評価を頂戴している「ボイラーマン」だが、生みの親であるクラブ側はあくまでポジティブだ。WBAのCEOであるマーク・ジェンキンス氏は、「この夏の新たな旅の始まりにふさわしい。Ideal Boilers社の理念は『品質と技術革新』にある。ボイラーマンの誕生も含めて、我々は良い関係を築きたいと思っている」とコメントしている。

 オフ・ザ・ピッチの出来事が注目を集めているWBAだが、開幕戦はボルトンに1-2と黒星スタートを強いられた。はたして彼らは、1年でプレミアリーグに復帰することができるのか? ボイラーマンも含めて、その動向を見守りたい。
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