「5万人が期待した男の穴埋め役」「東京は本気だ!」イニエスタの“激似”芸人に世界が熱視線!

2018年08月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

登場するのはお笑いトリオのそっくりさん

関東初上陸が期待されたイニエスタだったが、家庭の事情により一時帰国。そんなスペインの巨星の代役を任されたのは……。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 8月5日に行なわれるJ1リーグ20節のFC東京対ヴィッセル神戸戦で催されるユニークな企画が、世界的な注目を浴びている。

 まず、この試合で注目されていたのは、今夏にバルセロナから神戸に加入した元スペイン代表MFのアンドレアス・イニエスタだった。というのも、デビュー戦となった7月22日の湘南戦と続く7月28日の柏戦は、いずれも神戸での試合であったため、味の素スタジアムで開催されるFC東京戦は、イニエスタの関東初上陸となる"はず"だったからだ。

 チケットも前売りで今季初の完売と、ファンも大きな期待を寄せていた。しかしそのイニエスタは、柏戦後に家族とともに再来日するためスペインへの一時帰国することを発表し、FC東京戦を欠場することが決まった。
 
 そんな緊急事態に主催側のFC東京は、イニエスタのモノマネを披露するお笑いトリオ「鬼ケ島」のアイアム野田さんに白羽の矢を立て、"替え玉"として会場のファンを楽しませるユニーク企画を発表。公式サイトでは、クラブのマスコットである東京ドロンパの"おともだち"としてアイアム野田さんの登場を予告し、大きな話題を集めている。

 そんなイニエスタの"そっくりさん"は、いま、世界から密かな注目を集めている。

 英紙『The Sun』は、この企画について、「FC東京とJリーグはスペインのスターが不在の間、多くの群衆を楽しませるためにドッペルゲンガーを用意した」と綴り、さらに「5万人が期待したイニエスタの穴を埋めるのは、イニエスタにそっくりなアイアムノダというコメディアンだ」と記している。

 さらにイタリア・メディア『ITASport』も、「日本のコメディアンが日曜日の神戸とFC東京の試合で正式に招待された。このシチュエーションは、二人の神秘的な類似点から始まっている」と関心を寄せれば、アルゼンチン全国紙『Ole』は、「FC東京は予期せぬ経済的損失を被るなかで、決断を下した。彼らはイニエスタにうりふたつのコメディアンをゲストに呼んだのだ! 一部では『無礼』と言われているようだが、彼らは本気だ」と伝えた。

 急遽、出番が回ってきたイニエスタの"そっくりさん"は、観客の期待に応えられるのか? イベントでの"活躍"に世界中から熱視線が注がれることだろう。
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