乾貴士のベティスでの馴染みっぷりがスゴい!「”変顔”で周囲を爆笑に包む」「イジりに満点の対応」

2018年08月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

本人も「ベティスで楽しくやってますよー」とSNSで報告

ベティスに合流した乾。トレーニング中も笑顔が多くみられ、チームメイトからも気にかけてもらっているようだ。 (C) Getty Images

 リーガ・エスパニョーラのベティスに加入した乾貴士の、チームへの溶け込みっぷりがすごい。現地メディアは、乾のフットボーラーとしての能力だけでなく、要所で発揮されるユーモアな一面も高く評価している。

 スペイン紙『Mundo Deportivo』は、「ベティスは元々笑いの絶えない明るいチーム。ロッカールームには常に素晴らしい雰囲気が漂っている」と前置きしたうえで、このチームのレジェンドであり、キャプテンであり、チームの"太陽"であるホアキン・サンチェスの「イヌイは僕と同じ、イジられ役だよ」というコメントを掲載。さらに詳細なエピソードを紹介している。

 同紙によると、ホアキンはクラブハウスを訪れたU-19チーム所属の女子選手に、乾との記念写真を促した。そして、カメラの前に並んだふたりに対し、「いつもより目を開けてくださいね」とアンダルシア流のジョークを放ったところ、乾は奇妙なほどに両目を見開き、周囲を爆笑の渦に巻き込んだという。
 
 また、昨シーズンに下部組織からトップチームに昇りつめた生粋の"ベティスっ子"であるロレン・モロンは、セビージャの地元紙『estadiodeportivo』の取材に対してこう語っている。

「ロッカールームでのイヌイには驚かされたよ。彼はスペイン語が達者というほどではない。でも、すごくよく話すんだ。もっと言葉に執着して苦労するかなと思ってたけど、そんなことはなかった。面白い男だよ」

 マドリードに本拠を置く『EL ESPANOL』紙も、乾のいじられっぷりを紹介している。同紙によれば、ある日の練習後、選手たちが輪を作り、雑談しながら監督の到着を待っているとき、乾はひとり黙っていたという。すると、その姿を見た第2監督のエデル・サラビアが突然、「タカ!」と呼ぶ。乾はこれに対し、「まるでコミックのようなノリで」笑いながらかわしていたという。

 同紙は「とても雰囲気がよかった。イヌイの持つユーモアのセンスは今後も発揮されるはずだ」と伝えている。

 こういった報道で"異文化交流"を見守るベティコ(ベティスのサポーター)からは、「なんていいチームなんだ…いいバイブスに満ちてる」「ワハハハ!  仲が良さそう。かわいそうなイヌイ(笑)」「ベティスは本当にいいチームだ」といった喜びの声が多数寄せられた。

 現地での入団会見でスペイン語の習得に苦労していると語った乾だが、手応えは感じているようだ。自身のツイッターに、満面の笑顔で映る仲間たちの写真とともに「ベティスで楽しくやってますよー 皆んないい人ばっかり」とコメントを添えて、投稿している。


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