猛暑の影響で開始時間が異例の変更! インターハイ女子は藤枝順心、前橋育英などが4強入り

2018年08月02日 高校サッカーダイジェスト編集部

前橋育英が初の4強入り! 連覇を狙う日ノ本学園も準決勝へ

前橋育英は1年生FWの木村(写真)が高い決定力を見せ、前橋育英が初のベスト4入りを果たした。写真:西森彰

 8月2日、インターハイ(全国高校総体)の女子サッカー競技は2日目を迎え、静岡県の藤枝市で準々決勝の4試合が行なわれた。

 猛暑の影響で、2試合目のキックオフ時間が12時30分から15時に変更となったクォーターファイナル。異例の事態にも動揺せず、選手たちは4強入りを掛けた戦いに挑んだ。

 この日の注目カードは地元静岡の藤枝順心と常葉大橘の一戦だ。両者は総体予選の県大会で2度対戦しており、対戦成績は1勝1敗の五分。互いの手の内はよく知っている中で迎えたリターンマッチを制したのは、一昨年のインターハイ覇者・藤枝順心だった。

 前半24分に野嶋彩未(2年)が右足で奪った一撃を最後まで守り切り、3年連続となるベスト4へ駒を進めた。

 そのほかでは、前年度の女王・日ノ本学園が3-1で神村学園を撃破し、前橋育英は福井工大福井に3-0で快勝。一方で意外なスコアで決着がついたのは、名門・常盤木学園と昨冬の選手権で準優勝を成し遂げた作陽の試合だ。常盤木学園が前半で3-1とすると、後半にも2点を加点。終わってみれば5-1の大差で準決勝進出を決めた。

 大会も日程の半分を消化。明日3日は休養日となり、4日に準決勝の2試合が行なわれる。

 2日の結果と準決勝の組み合わせは下記の通り。

・2日(準々決勝)
日ノ本学園 (近畿①/兵庫) 3-1 神村学園(九州②/鹿児島)
福井工大福井 (北信越/福井) 0-3 前橋育英(関東①/群馬)
作陽(中国/岡山) 1-5 常盤木学園(東北①/宮城) 
常葉大橘 (開催県枠/静岡) 0-1 藤枝順心(東海①/静岡)

・4日(準決勝)
日ノ本学園 vs 前橋育英
常盤木学園 vs 藤枝順心
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事