どうしてサポーターに愛されるのか? そう問われた長友佑都は大真面目に熱い言葉で…

2018年08月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「個人的にはバルセロナとインテルと戦いたい」

優勝セレモニーでの殺陣パフォは大ウケだった。熱きガラタサライ・サポーターと長友の相性は抜群なのだ。(C)REUTERS/AFLO

 トルコの全国テレビ局『TRT Spor』のスペシャルインタビューに応じたのが、ガラタサライの日本代表DF長友佑都だ。来る新シーズンに向けて赤裸々に抱負を語り、あらためてクラブとイスタンブールへの愛情を口にした。
 
 紆余曲折を経てインテルからの完全移籍を果たしたことを問われると、「ここガラタサライアでキャリアを続けたいと心の底から思っていたので、本当にハッピーです」と語り、「日本代表のメンバーもみんなガラタサライのことをよく訊いてきましたね。選手のことやファンのこととか。関心があるんですよ」と明かした。
 
 では、なぜガラタサライのサポーターにそこまで愛されるのか。ストレートな質問にはこう答えている。
 
「どうして? あれだけ短い期間にも関わらず、彼らが僕を愛してくれたのは、僕が戦士の魂を示したからだと思います。僕はすべての試合で100%の力を出し切ります。それを受け入れてもらえたのかなと。それにしてもファンの熱気は信じられない! シーズン終了後の優勝セレモニーは忘れられないですね。あの大歓声に応えなきゃと思って、あんなサムライ・パフォーマンスを用意しました(笑)。人生であれほどの熱気を帯びた祝福は経験したことがないです」

 
 今年1月にガラタサライへの移籍を決めたのは、「クラブの大きさとファティフ・テリム監督の存在」が理由だったときっぱり。さらにチャンピオンズ・リーグに話が及ぶと、やや興奮気味に「個人的にはバルセロナとインテルと戦いたいんです。そして素晴らしいファイトをお見せしたいと思います」と意気込んだ。
 
 最後はお得意のリップサービス(?)で締めくくった。
 
「もしミラノかイスタンブールかどちらかを選べと言われたら、イスタンブールを選びます。ずいぶん前からトルコに住み慣れているような感覚がありますね。自分ではもうトルコ人だと思っていますよ(笑)」
 
 今回のインタビューで長友は、また新たに何千、何万人のトルコ人のハートを射止めたのだろうか。もはや"神業"と表現するほかない。
 
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