【W杯 準々決勝プレビュー】ブラジル対コロンビア戦|グスタボの穴をどう埋めるか

2014年07月04日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ネイマールを「ゼロトップ」とする新システムを採用か。

【ブラジル】
[出場停止]ルイス・グスタボ(MF)
[故障欠場]なし

【コロンビア】
[出場停止]なし
[故障欠場]なし

準々決勝
ブラジル 対 コロンビア
17:00(日本時間5日5:00)キックオフ
カステロン(フォルタレーザ)
 
【勝負のポイント】
グスタボの穴をどう埋めるか
 最終ラインの手前で丹念にピンチの芽を摘みながら、鋭い出足のボール奪取でカウンターの起点として機能していたブラジルのグスタボが、累積警告で欠場。その穴をどう埋めるか、勝負の行方はこの一点に集約されそうだ。J・ロドリゲスが自由を享受するようなら、コロンビアに十分以上の勝機が生まれるだろう。
 
[ブラジルの視点]
 絶好調だったグスタボの役割を同レベルでこなせる代役は見当たらない。本来CBのエンリケを入れた3MFの布陣を試しており、エンリケ、フェルナンジーニョ、パウリーニョで中盤を構成し、前線はフレッジを外してネイマールを「ゼロトップ」とする新システムでコロンビア戦に臨む可能性がある。いずれにしても、グスタボ不在で攻守のクオリティーの低下は避けられないか。
 
[コロンビアの視点]
 怪我や累積警告での欠場者がなく、ベストメンバーで臨めるうえに、ブラジルはキーマンのグスタボが不在。C・サンチェスとアギラールのダブルボランチが、トップ下のJ・ロドリゲスを支える中盤は非常にバランスがよく、連動性が高い。位負けせず、これまでどおりのプレーができれば、主導権を握って優位に試合を進められそうだ。アップセットの可能性は十分にある。
 
◆過去の対戦成績
ブラジル
15勝8分け2敗
コロンビア
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