F・トーレスがJデビュー戦で存在感!75分には浮き球で決定的なラストパスを供給

2018年07月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

0-1で仙台に敗れるも随所にハイレベルなプレーを披露

50分から途中出場したF・トーレスは好プレーを披露したが、チームは惜しくも0-1で敗れた。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 今夏に鳥栖に加入した「神の子」ことフェルナンド・トーレスが、Jリーグデビュー戦で存在感を見せた。
 
 50分から途中出場したF・トーレスは63分にCKにヘッドで合わせて初シュートを放つ。さらに71分にはエリア内でボールを受け、DFをかわして右足で狙った。いずれもGKにセーブされてゴールはならなかったが、その後も精力的なプレーを披露。72分には相手からボールを奪って自ら前線へドリブルで持ち上がるなど、攻撃を活性化した。
 
 さらに75分、F・トーレスが決定的なラストパスを通す。ペナルティエリア外でボールを受けた元スペイン代表FWは、素早いターンから前線へ浮き球のパスを供給。これに反応した吉田豊がGKの上を抜くループシュートを放ったが、懸命に戻った相手DFにクリアされてゴールはならなかった。
 
 試合は88分に仙台の西村拓真に決勝点を奪われ、0-1で敗れたものの、鳥栖のF・トーレスは随所に技術の高さを見せ、効果的なプレーでチームを牽引した。今後の活躍に期待を抱かせるパフォーマンスを見せたと言えるだろう。
 
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