新戦力4人を先発起用!大胆采配の最下位・名古屋が首位の広島に執念のドロー

2018年07月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

名古屋の未勝利は15試合に伸びたが、チーム状態は上向きだ

終盤にはジョーのヘッドがネットを揺らしたが、惜しくもオフサイドの判定でゴールとはならなかった。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ17節]名古屋0-0広島/7月22日/豊田ス

 J1リーグ17節の名古屋対広島が22日、豊田スタジアムで行なわれ、0-0の引き分けで終わった。
 
 名古屋は今夏に獲得した前田直輝、丸山祐市、中谷進之介、エドゥアルド・ネットの4人を先発起用。一方の広島は、前節とほぼ同じメンバーをスタメンに並べた。
 
 試合は一進一退の攻防が続いたが、どちらかと言えば広島ペースで進んだ。今季リーグ戦で1敗しかしていない首位チームは、青山敏弘の的確な展開から、サイドの柏好文らが仕掛けてチャンスを創出。得点ランキングトップのパトリックも前線で存在感を示し、何度も名古屋ゴールを脅かす。
 
 しかし、名古屋も集中力を高く保って得点は許さない。とりわけ、GKランゲラックのプレーは素晴らしく、ファインセーブを連発して決定機を防いだ。攻撃では前田やガブリエル・シャビエルが果敢に仕掛け、ジョーとの連係で広島守備陣を揺さぶった。
 
 どちらのチーム得点になりそうなシーンを何度も作ったが、結局ゴールを奪えないまま試合は終了。勝点1を分け合った。
 
 最下位の名古屋は未勝利が15試合に伸びたが、首位相手のドローは上々の結果だと言えるだろう。試合内容も上向いており、次節以降に期待が持てそうだ。
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