“史上最高額”の91億円! リバプール、ブラジル代表守護神獲りに超巨額オファー!

2018年07月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

ブッフォンの移籍金レコードを塗り替える大金にローマは?

ロシアW杯でもセレソンの守護神として活躍したアリソン。その堅固なゴールキーピングにリバプールが大枚を叩いた! (C) Getty Images

 昨シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)で、ベスト4と躍進したローマを支えたブラジル代表GKのアリソンは、この夏のマーケットでメガクラブにステップアップすることが有力視されている。

 そのアリソンを以前から狙うリバプールは、GKとして史上最高額となるビッグオファーをローマに出したようだ。イギリスやイタリアの複数メディアが報じた。

 リバプールは昨シーズンのCL決勝で、ロリス・カリウスが致命的なミスを犯して失点を招き、1-3と敗北を喫した。その後、カリウスは試合中の衝突で脳震盪を起こしていたと分かったが、リバプールが新守護神獲得に動いているとの報道は後を絶たない。
 
 7月17日に英公共放送『BBC』が報じたところによると、リバプールがローマに提示したのは7000万ユーロ(約91億円)。イタリア・メディア『Sky Sport』は、これがボーナス込みの金額としつつ、そのボーナスは「達成容易な条件」と伝えている。

 プレミアリーグにおけるGKの移籍金記録は、2017年にマンチェスター・シティがベンフィカからエデルソンを獲得した際の4000万ユーロ(約52億円)。つまり、リバプールはその倍に近い額をローマに提示した形だ。

 また、GKの移籍金史上最高額は、2001年にユベントスがパルマからジャンルイジ・ブッフォンを獲得した際に支払った5300万ユーロ(約68億9000万円)。今回、ローマがリバプールのオファーにうなずけば、大幅な記録更新となる。

 だが、ローマはさらなる増額を望んでいるようだ。『Sky Sport』によれば、ボーナス込みで7500万ユーロ(約97億5000万円)を希望しているという。

 なお、ローマはアリソンの移籍に備え、パリ・サンジェルマンのフランス人のアルフォンス・アレオラや、コペンハーゲンのスウェーデン代表ロビン・オルセンを後釜の候補に挙げているとのこと。

 レアル・マドリーやチェルシーの関心も騒がれているアリソンだが、「最高額の守護神」として、アンフィールドのゴールマウスに立つこととなるのか。交渉の進展が注目される。
 
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