「ライバルとして見たことない」C・ロナウド、ユーベ入団会見でメッシとの関係を語る

2018年07月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「美しかった」メッシとの対戦。

ユーベのユニホームを持って笑顔を浮かべるC・ロナウドは、対戦機会が減るメッシとの関係についていかに考えているのか? 本人の口からその答が明かされた。 (C)Getty Images

 現地時間7月16日、ポルトガル代表FWのクリスチアーノ・ロナウドは、アリアンツ・スタジアムで、ユベントスへの入団会見に臨んだ。

 9年にわたるレアル・マドリーとの蜜月関係に終止符を打ち、移籍金1億1700万ユーロ(約153億円)、推定年俸3000万ユーロ(約39億円)でユーベに移籍したC・ロナウドは、「僕はとにかく、快適な環境に居続けることが好きじゃない。常に挑戦したいんだ。マドリーやマンチェスター・Uで作った歴史を、ここでも作りたいよ」と意気込んだ。

 サッカー史に残るであろうメガディールの成立に笑顔を浮かべたC・ロナウドは、その会見において、自身のライバルと目されてきたリオネル・メッシについて言及している。
 

 マドリーとバルサという永遠のライバル関係にあるクラブのエース同士、さらに過去10年のバロンドールを分け合ってきたことで、C・ロナウドとメッシはメディアから常に"宿敵"もしくは"好敵手"という構図で取り上げられてきた。

 今回の移籍によって対戦機会が減るメッシについてC・ロナウドは、「ライバルと考えたことがなかった」と持論を展開した。

「僕にはライバル関係にある選手なんていないよ、これまで一度たりともね。それは僕の道義にないものなんだ。メッシとの対戦は美しいチャレンジだった。みんなが気に入っていただろうし、僕自身、おもしろかったよ。でも、それをライバル関係だとして見たことはなかった」

 いよいよ、カルチョでの新しいキャリアをスタートさせるC・ロナウド。新天地となるイタリアでは、一体誰とどのような戦いを繰り広げるのか? 今から興味は尽きない。
 
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