日本代表23戦士の最新「推定市場価格」をチェック! 乾、大迫、酒井宏の評価が急上昇!

2018年07月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

メンバー23名中、8名がジャンプアップ

評価額を高めたのは攻撃陣だけではない。全4試合に出場した酒井宏は堅実な守備と豪快なオーバーラップで存在を示した。(C)Getty Images

 ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』が、独自の算出方法で世界中のフットボーラーを査定し、移籍マーケットにおける価値を金額で示しているのが「推定市場価格」だ。今回のロシア・ワールドカップを経て、大会を彩った数多のスター選手の評価額が随時更新されている。
 
 そこで注目したのが、ロシアで4試合を戦った日本代表登録メンバー23名の額面だ。当サイトでは大会開幕前にランキング形式で23選手の評価額をお伝えしたが、そこからどう金額が上下動し、どんな序列となったのか。チェックしていこう。
 
 結論から言うと、23名中8選手がジャンプアップを果たした。やはりワールドカップでの活躍が顕著だった選手たちで、レギュラー組からは乾貴士、大迫勇也、酒井宏樹、原口元気、昌子源、柴崎岳の6選手が、控え組からも武藤嘉紀と宇佐美貴史の2選手が評価を高めた。乾、大迫、原口の3選手についてはそれぞれベティス、ブレーメン、ハノーファーと大会前に新天地を求め、ステップアップ移籍を果たしていた点も額面アップに寄与したか。

 
 それでも1位は香川真司の1300万ユーロ(約16億9000万円)で不変。酒井宏が800万ユーロ(約10億4000万円)で一気に2位の座を掴み、乾も750万ユーロ(約9億7500万円)で3位に浮上した。この1年間は香川、岡崎慎司、吉田麻也のトップ3が盤石の体制を築いていたが、ついにそのバランスが崩れたのだ。開幕前からの比較で上昇率がトップだったのは原口。実に257%増の450万ユーロ(約5億8500万円)で8位に付けた。
 
 なお今回選から漏れた選手を含めた全日本人選手のランキングで見ると、中島翔哉(ポルティモネンセ)が800万ユーロ(約10億4000万円)とさらに評価を高めて全体の3位に入った。さらに、森岡亮太(アンデルレヒト)と久保裕也(ヘント)がともに500万ユーロ(約6億5000万円)で同9位タイ、南野拓実(ザルツブルク)が400万ユーロ(約5億2000万円)で同12位タイ、堂安律(フローニンヘン)が250万ユーロ(約3億2500万円)で同18位、浅野拓磨(ハノーファー)が200万ユーロ(約2億6000万円)で同20位タイに。いずれも新生日本代表のメインキャスト候補として、期待がかかる。
 
 

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